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三種・複合体癖の矛盾と葛藤、そして強み

三種は、kawaii。
素直で、明るく、オシャレで、楽しいことが大好きで。
あるいは…
わがままで、感情的で、ミーハーで、部屋が汚くて。

とにかくkawaii三種。
今思えば90年代にヤマンバメイクしたりパラパラとかを踊っていたのも三種が多いでしょうが、そういうのも含めて、三種はkawaii。

そこに他の種の要素が入ってくると、三種のkawaiさは少しだけ減ります。
その減った分に、それ以上の素晴らしい要素が掛け合わさるのです。

kawaiiだけじゃない人には、そういった複合体癖の秘密がある。
三種だからといってナメてかかると、強烈なしっぺ返しを食らうことになるのです。

が…

その素晴らしいはずの要素が、kawaiさを減らし続けてしまうことも。
三種なのに理屈っぽくなったり、三種なのにやたらと挑戦的だったり。

昨日三種だと思っていた人が、今日になって四種の悪いところ全部出しにしてしまっているように見える人もいます。
かと思えば、一週間くらい経つとケロっと三種に戻っていたりするのです。

人はタイプでは割り切れない。
自分と同じ人はいないように、自分は誰と同じでもない。

ですが、”人を構成しているもの”に目を向ければ、そこには似たような部品があり、同じ部分もあるのです。

体癖は、タイプ分けではなく、”構成要素”。
どの構成要素が入っているかで、他の人と似たような体の動きをして、他の人と同じような感受性・価値観を持つかが決まります。

そんなわけで今回の『タイヘキストマガジン』は、”三種の複合体癖”について書いていきます。

「え?今までずっと読んでいるけれど、一種と二種は読んでないよ??」と思ってくださったあなた、いつもお読みいただきありがとうございますm(__)m

そう、複合体癖シリーズは今回が第一弾。
いつもは一種から十種まで順に書いているのですが、「いつもそれじゃ面白くない。っていうか最初が一種って面白くないよね」という読者様からのお声をいただき、順番を変えました。(一種の方、ごめんなさいw)

「スキがたくさんもらえますように!」という強い強い願いを込めて、10面体のサイコロを振って、運を天に任せて選びました(笑)。
天は三種が好きなようです(笑)。

ではさっそく、三種複合体癖の秘密に迫っていきましょう。三種複合体癖がどんな矛盾や葛藤を抱えやすく、どんな強みがあるのか?
主に体癖診断やカウンセリング、体癖コーチングなどで聞き出した、お客様の発言を参考に書いていきます(プライバシーに配慮して内容は若干変えています)。
また、タイヘキスト仲間と体癖雑談をしながら聞いた話なども入れていきます。

三種一種

【体癖院にご夫婦でご来院】
「この人(旦那さん)はすごくノリがよくって、こうやって私の好きなことに付き合ってくれたりして懐が深いところがあるんですけど、ときどき理屈っぽくなるんですよ。
外食しながら、『この食べ物は健康にいい』とか、『これは炭水化物と脂質が多いから健康に悪い』とか言ってわざわざ評価するんです。
自分で『おいしそう!』とか言って頼むのに。

買い物をするのだって、『これ面白い!』とか言ってなんでもすぐに買うんですけど、買った後で「これは買わなくてもいいものだったよな~』とかグチグチ言って後悔したりして。
だったら最初から買わなきゃいいのに、買わなかったら買わなかったで『やっぱり買っておけばよかった~』とか言ってね。

歴史が好きで、こないだなんてちょっとした旅行をしたら、お腹が空いてイライラしているのに、お目当てのお城に着いたらすごぶる元気になりましてね。
『この城は誰々が治めていた』とか『この甲冑を着ていた人はこういう人に仕えていて、こういう功績があった』とか、イチイチうんちくを言ってくるんですよ。
で、お城を見終わったらまた『お腹すいた~』とイライラし出すんです。

やっぱり三種一種でしたか。
私もそうじゃないかなって思っていたんです」

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