2024年11月4日|よき文章に触発されて
11月にはいったというのに、まだシャツ一枚で過ごせてしまう。ちょっとおかしいと感じてしまうほどに今年の秋はあたたかいですね。そのせいもあって、迫りくる年の瀬の気配に気づくのが遅くれてしまったように感じています。
中学生のとき、陸上部に所属していました。クラブチームでサッカーをやりながら、陸上もがんばっていたので、思い返すと胸がギュッとするほどきつかった記憶があります。
長距離のコーチがよく言っていたことで「ラストではなく、そのひとつ前こそ、がんばれ」というのがあります。「ラストはみんながんばれるから」と。
それが自分にしみこんでいるからか、一年のラストのその前、11月は丁寧にやらねばと、無意識のところで勝手にスイッチがはいります。だから、10月と11月は大きくちがう感じがするのです。
10月から毎日書くことを再開していましたが、1週間ほどで止まってしまっていました。シンプルに書き忘れていました。大変失礼しました。
ここ数日、いい文章に触れる機会が多くて、それに触発されるようにこの文章を書いています。また、できるだけ続けたいと思いますが、またすぐ終わるかもしれません。
あと、書き方を変えてみました。「自分のメモ帳に書き殴るようなスタイル」から、「誰かに宛てた手紙のようなスタイル」にしてみています。
星野道夫さんの『旅をする木』をひさしぶりに読んでいて、時間も場所も超えた星野道夫さんからの自分への手紙をもらったような気持ちになって、とても嬉しかったからです。
手紙の価値の本質は「見えないものの共有」にあるのだと思います。
物理的に遠く離れて生活するあの人の生活の様子みたいなものはもちろん見えないもの。あとは、物理的には近くにいたとしても、その人について見える部分はほんのわずかなはずです。そういう意味での「見えないものの共有」が手紙ならできる気がしたのです。
このスタイルで書きはじめると、宛先を想像しながら書き進めることになります。それは方向性が定まるので書きやすくなる側面もあれば、何かに縛られて書きにくくなる側面もありますね。
さて、11月です。1年を振り返りたくなるを傍において、最近のことを簡単に書いて終わりにしたいと思います。
10月よりも11月のほうが、いろいろなことが迫ってきているというのに、こころの余裕は増している気がしています。
さまざまな選択肢を検討できる状態から、選択肢を検討できる余裕なんてない状態に突入する。そうすると、逆にこころに余裕がでる現象。もう、やるしかねぇ、となっています。
最後の最後は、やっぱり根拠のない自信が拠り所になるな、と思います。「これまでもなんとかしてきた」「自分は運のいい男だ」と、その言葉を補強するための記憶をたどることで、根拠のない自信が形づくられていきます。
ハッシャダイソーシャルのメンバーも増えて、CHOOSE YOUR LIFE FES #18歳の成人式 の規模もわかりやすく大きくなります。
冷静になりすぎると不安になるので、冷静さは保ちつつもある種の衝動性に身を任せています。とはいえ、このやり方が通用するのはあと1年ぐらいだと思っています。
「締める」と「緩める」のバランスの取り方を検討しはじめたい頃合いです。ひとまず、今年は走りきって、来年は20代最後。
仕事以外にも20代でやり残したことはあるから、そのあたりも想像しながら、ゆるやかにはげしく、11月もがんばりたいと思います。
おかげさまでちゃんと毎日眠れているし、ご飯ももりもり食べて、身体を鍛えてもいます。仲間にも恵まれています。健康です。
読んでくれてありがとうございます。11月もたのしみがたくさんです。
いつも応援ありがとうございます!!!