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当たり前をよろこびなおして。【2023年11月13日】

昨日「よろこびなおす」って大事だ、と書いた。最初はよろこんでいたことに、今は全然よろこばない、みたいなこととか、最初から近くにありすぎて全然よろこぶこともなかったけど、冷静に考えたらすごいことだよね?みたいによころぶこととか。(これは海外から帰ってきて飲む味噌汁とか、トイレとか)

仕事の中に報酬性を見出そう、と書いたのだけど、これはパレスチナ・ガザのことを色々調べていて思ったことでもあった。言うまでもなく、今、ガザでは戦争が起きている。戦争が起きる前から、ガザはイスラエルとの関係性の中で、どんどん仕事がなくなっていたらしい。仕事がないか、仕事がしたい、と、毎日連絡がくると日本人の友人が教えてくれた。あまりにも悲しすぎる。

ガザに比べたら、仕事がある日本は恵まれている、なんて言うつもりはない。それでも、その話を聞いたとき、仕事があるって、こんなにもよろこぶべきものだったのか、と思ったのは事実だった。

朝起きて、そこにあたたかい布団と屋根があること。食べられるものがあること。仕事があること。近くに安心できる人がいてくれること。遠くに連絡ができる人がいること。

今、自分たちの日常に当たり前として溶け込みきってしまっているいろんなことを、何度もよろこびなおしたいと思った。これはなんの解決策にもならない。それでも、うれしい、は、やっぱりうれしいはずだから。自分でそれを感じにいけるのなら、やらない手はないだろう、と思う。

一方で、生きる上で必要な、住む場所、食糧、人、仕事。それらがすべての人の日常に当たり前として溶け込んでいて、全員がそのよろこびを忘れられるぐらいには、社会はがんばらなきゃいけないと思うんだ。

それらを、みんなでがんばって、日常に溶け込ませる。それを何度もよろこびなおせるようにそれぞれがちょっとがんばる。そんなふうになっていくといいな、と思っています。

今日も読んでくれてありがとうございます。よろこべることは、本当にたくさんある。

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