自分に向けて書き殴る。【2023年9月14日】

今日は自分にとって、すごく、すごく大事な日になった。忘れちゃいけないことを忘れないようにするって、すごくむずかしいなぁ、と思いながら、これからもこれを続けていくのだろうと予感した。

今年の3月にやった「CHOOSE YOUR LIFE FES #18歳の成人式 」を2024年も開催する。たくさんの人に力を貸してもらって、なんとかやりきった第1回は紛れもなくすばらしかった。誰が、なんと言おうとも。でも、だからこそ、次がむずかしく感じる、感じてしまう。一度やったからといって、次が簡単になるわけもなく、相変わらず苦労をしている。

いろんなことを考える。もっと多くの18歳に知ってもらうにはどうしたらいいのだろうか。ステージは誰といっしょにやらせてもらうのか、たくさん取材してもらうには、お金はどうするのか、グルグルと考える時間がズルズルと延びてゆく。そんな状態の自分に今日いう一日は忘れられない日になった。思うこと、書いてみたい。

まず、やっぱり「CHOOSE YOUR LIFE FES #18歳の成人式 」は、頭でつくるより、こころでつくる。頭は借りてこれるけど、こころは借りられない。ここにしかないんだ。自分のこころを頭で信じてやれよ、と自分に言い聞かせた。

誰に褒められたいか、も、すごく大事だ。例えば、アーティストを誰にするのか。すごく悩む。「18歳のためのイベントなんだから、18歳が喜ぶ人にするべき」そんな意見はたくさんあるけどが、そんなことはわかってらぁ、という気持ち。わかってる、わかってるんだけど、おれたちは、便利屋じゃない。おれたちの「聴かせたい」が、「エゴ」があるんだよな。聴きたいライブは自分で行けばいい。おれたちは、アルゴリズムじゃ出会えない、まるで奇跡みたいな出会いをつくりだしたいんだ。もしかしたら、18歳からは褒められないかもしれない。でも、きっと喜んでくれるはずだと、自分たちが信じた企画をやり遂げることが、そのまんま、その場の熱となる気がするんだな。そんな自分なら、褒められそうだ。

あと、これはどこまでいっても商業じゃない。「いい企画も持続可能にしないと」という、大人が言う枕詞に隠された欲望によって、第一優先事項を見失っちゃいけない。もちろん、持続可能にするのは大事。でも、多くの人が持続してほしいと願うものをつくることこそ、持続させるいちばんのエネルギーじゃないか。それがいちばんじゃないか。真心。

負けるかもしれない闘いに、それでもグーで挑んでいく。正論というパーを出したはずの相手が負けるほどのグーを意地で出していくんだ。おれたちの信じるもので、おれたちの場所をつくりたいんだ。

だいぶ、そのまんまで書き殴ってしまった。でも、残しておかなきゃいけないと思ったし、これを読んでいるあなたには力を貸してもらいたいと思ってる。やっていくよ、2024年もだけど、もっと先まで見据えて、歴史に残るみんなの祭りをみんなでつくろう。

今日も読んでくれてありがとうございます。この苦労は買ってもできないや、ありがたい。