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リーグ延期で変わる移籍、クラブ強化 #さかろぐ #2020Mar19

3月19日の「さかろぐ」第3回より、新型コロナウイルスによるリーグ延期の影響についての文字起こし(前半)です。

邨:今回も新型コロナの話をしないといけないけど。何が一番大きなニュースやったんやろ。田嶋さんが感染したって話なのかな。

六:それも大きいけど、きょうの降格なしの話もより大きいって感じがするよ。

邨:降格なしね。

六:あれは影響は大きいんじゃない。個人的には面白そうでワクワクしているけど。

邨:どう変わるかね実際。

六:チャレンジできるようになるんじゃないかな。もちろん最初は優勝を狙っていくんやけど、それがなくなったら色々変わっていきますよね。

邨:来季に向けたチーム作りとか。

六:うん。たとえばメジャーリーグとかも降格がないから、若手に切り替えて余剰戦力も売っ払っちゃったりとかね。

邨:結構主力選手とかもぽんぽんトレードに出すイメージ。

六:それに近いことがあるかもね。

邨:大事な状態としては、リーグは中断してる中で移籍期間というか選手の登録期間が、一発目が3月27日なんよね。

六:あ、そうなんだ。それは新型コロナが起こる前の話だもんね。

邨:日程が決まった段階でこうですってなってるもので、Jリーグは冬開催でこっちの期間が長いけど、開幕後の動きはもう取りようがないのかなってのはある。

六:林選手が移籍したか。

邨:移籍した。去年だったらマリノスが多分開幕してから引っ張ったりしたんじゃないかな。そういうパターンも・・・

六:あったかもしれないけど。

邨:何試合か試してみて移籍を決めようとか、出場機会とかはできない状態ですね。

六:でもこれ移籍期間は変わるのかね。今見たら夏の移籍期間が7月17日から8月14日で。これはずれるのかな。ずらせるのかな?これに関してはJFAの権限で決めているけど。

邨:最低設けないといけない日数は決まってるけど。

六:冬が最大12週間で、夏が4週間。知らんかったな。でも欧州は今シーズンの残りをやって、意外と来シーズンは予定通り再開させていくのかもしれないね。

邨:後ろにずれこんでいくのはできるだけ避けたいのかなって。8月開幕が9月になって、多少のところで抑えたいんじゃない。

六:Jリーグは4月3日だっけ。一応。

邨:でもきょうの降格なしへのシステムの変更とか、そういう発表から見るに複数のパターンは考えてるんじゃないかなとは思うけど。4月中旬か5月の頭になるか。

六:でもそうなったら、J1は最悪34試合やりきらないといけないわけではなくなったんでしょ。でもJ2とかJ3はやりきらないといけない。優先されるかもしれない。

邨:昇格があるから。もしかしたらそういうことになるかもしれないと。

六:J2ってそもそも何チーム?

邨:22チーム。

六:42試合か。難しいな。

邨:やっぱり会場の問題があって、J1のチームはもちろんやけど、INACとか。最近行ったけど、INACもノエビアでやることが多いから神戸とそこをどうしようとか、クラブによっては府や市が管理しているところも多いと、さらに調整先が増えるから。

六:陸上競技場とかだとマラソン大会とかぶったりとかもあるしね。

邨:ただやっぱり何よりポジティブなのは、延期の決断を自力で決めているというか。そういう決断を先んじてして、再開までの手順を率先してとっているように見えるから。レギュレーションが変化してもどうにか再開しようって意味では希望も見えるかなって。

六:すごいいいところだし、誇らしいというか。きょう宇都宮さんがヤフーで記事を書いていたけど、危機管理とガバナンス能力の高さっていうのは。そういう団体がスポーツ界にあってよかったなと思います。

邨:(コメントより)中立地開催というのは、できるだけ避けたいけど。もし起こるとしても宿泊や移動の問題があるのかなと思うけど。

六:(コメントより)海外リーグのモデルケースとなることがあるのか。ですって。どうなんですかね。

邨:まあいつシーズンを始めているかってところで、ヨーロッパはある程度進んだところで次の開幕や、今シーズンの綺麗な終わらせ方をどうするって話なので。それぞれの思惑は違うかなと思います。

六:そうですね。やっぱり例えばこのまま降格なしってなっても、状況が全然違うしね。

邨:たとえばリバプールみたいに99%優勝が決まっているチームがあって、それでこのままリーグが終わるってなった時に、これまで積み上げてきたもののをそう保証するか。それはJリーグとは別種の難しさはあるよ。

六:結構海外の方が無観客試合の決断はありえそうだなとは思う。でも選手にもでてるしなー。

次回の配信は4月2日21時から!「サッカー13の視点」を読みます。配信はこちら⇩


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