③リフティングについて

次男はリフティングがうまい。多分。同年代の中では。大して練習してないはずなのにそれなりにできる。

小2で左右1000回、ももや逆足も300回くらいできた。最近ではアウトサイドだろうがインサイドだろうが逆足だろうが左右交互だろうが当たり前にやってのける。

しかし、そんな次男も初めは3回くらいだった。スクールでリフティングランキングを出されるため、1年の初めは結構やっていた。と思う。

自分の記憶では2週間くらいで片足30回を越え、その後はあっという間に記録が伸びた。自分も遊びでやっていたら、50回くらいはできた。今はもうできない。

リフティングは必要か?という議論が度々起こっているようだが、自分は経験者だからボールタッチの感覚的なものがあるかどうかは一切わからない。

ただ、リフティングができてよかったねということは多々あった。

その1:自己肯定感アップ
まず人より優れていることが回数ではっきりわかる。そして自分が成長していることもはっきりわかる。コーチにも誉められる。コーチにとっても数字だからわかりやすいのだろう。自信はプレーにも現れているような気がした。

その2:指導者の見る目の変化
「努力できる人間」「○○みたいにがんばれ」とよく言われていた。指導者からは、サッカーに前向きな人間だと思われたのだろう。面接では全く言われなかったが、スカウトにも少しつながったのかもしれない。

その3:ボールタッチ
これは推測だが、技術が低い子はリフティングができない割合は高いような気がした。技術が高いのならリフティングができるわけではないが、リフティングができない子だけ集めると技術が低い子が集まってしまう。



リフティングができない子の親に「リフティングなんて試合で使わないし意味ない」と言われたことがあった。経験者が言うなら、そうなのかもしれない。でも、自分からしたら、「意味とか言っちゃったらサッカーの試合なんて仕事で使わないし意味ないけどな」と思った。

リフティングは多分サッカーの中の遊びなんだから。将棋でもはさみ将棋も楽しいのと一緒。

適当に話を合わせておいた。

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