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健康寿命と平均寿命とフレイルの関係性

健康寿命とは健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間で平均寿命とは出生時における平均余命のことである。男女ともに健康寿命と平均寿命に乖離が見られている。なんと約10年も乖離があります。

平均寿命と健康寿命の推移カスタマイズ2

フレイルとは「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」であることを指します。要するに身体が虚弱な状態であることです。

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フレイルが進行することで寝たきりなど介助が必要な状態となってしまいます。

フレイル予防し、健康寿命を延伸していくことが大切です。


フレイルの種類は身体的フレイルと社会的フレイルと精神・心理的フレイルがあります。

・身体的フレイルはサルコペニアやロコモティブシンドロームなど運動機能や身体機能の低下 口腔機能の低下

・社会的フレイルは引きこもり

・精神・心理的フレイルはうつ状態や認知機能低下



僕たちが入院中関わって患者様が行動変容が変化できるように関わっていきたいと思います。


【参考文献】

厚生労働科学研究費補助金(長寿科学総合研究事業) 総括研究報告書 後期高齢者の保健事業のあり方に関する研究 研究代表者 鈴木隆雄

厚生労働省 第11回健康日本21(第2次)推進専門委員会

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