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新しいスクールのフローリング

ようやく新しいスクールのフローリング(床張り)が始まりました。早ければ2~3日で床ができてしまうかもわかりません。コストのほうはリーシング・オフィスとの交渉になるのでまた決まったらお知らせします。私のノートでも英語圏の話にはカタカナ表記が欠かせません。他のノートのコラムを読ませて頂いてもたくさんのカタカナ語であふれています。私のように10年以上もアメリカにいると、私が特に疎いのですが、日本のテレビを見ることもあまりありません。また電子書籍等も最近読み始めたので、新しい日本文化にまったくついていけておりません。ですから、ノートのコラムなんかを読んでも、特にアルファベット表記やカタカナ語は意味が分からないことが多々あります。分からないときには、失礼とは思いますが、正直に質問させて頂いております。質問を受けられた方々にご迷惑をお掛けしたことに対して、このノートをお借りして謝罪申し上げます。と同時に、お忙しい中、詳しく解説して下さる方もいて、心より、心より御礼申し上げます。自分の無知さを棚に上げて、カタカナ表記・カタカナ語について少し考えてみたいと思います。

Flooring はフローリングと書いた方がいいのでしょうか?それともフロアリングと書いた方がいいのでしょうか?

第一点の問題は英語には17の母音音素があるのに対して日本語では弁別される母音は短母音が5つと長母音が5つと少ない点です。第2点は日本語はモーラ表記という一定の時間的長さをもった音に分けてという文節の単位をもっていて平仮名・カタカナ表もすべてモーラ表記によっている。Floorは[fu.ro.a]と3つのモーラで認識されますし、それをカタカナ表記するとフロアとなります。Flooringになると[fu.roo.ri.N.gu]となりますので、フローリングと書けますが、Floorフロアの認識が残っていますので、フロアリングと書いてもいいことになります。第3点としては、日本語には[o:]という長音が存在しているのでフローリングと書いてもおかしくないことになります。

結論として、英語の発音をカタカナ表記することは難しいということです。

母音だけで考えても、17個もある母音を5つ(長音はあるが)の母音を使って表記するというのは、17色の色を5色で描けということに等しく、子音/l,r,p,b,f,v…/をも考えると24個もある子音を16個の子音で表すこと、すなわち24個のデザインの形を16個の形で表すということです。母音の違いも考えると、17色と24個の形の組み合わせをそれより少ない色と形で表現するということです。日本人が英語を聞いて英語の音声の違いを知覚するには限界があるのにも関わらず、それをカタカナ表記していては英語の発音はさらに難しくなるということではないでしょうか?

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