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ティール組織勉強会         第Ⅰ部 第1章 変化するパラダイムー過去と現在の組織モデル~達成型組織(P45)

<著書 要約>

 達成型パラダイムはは組織を機械と考え、一見人間味のないことのように響くが、躍動的な性格を示すことでもある。
エネルギー、創造性、イノベーションの余地があると同時に、機械にたとえることで、どんなに活発であっても生気も魂もないと感じられることもあるだろう。
 この段階のリーダーシップは、目標重視型で、人間関係よりも業務遂行を優先させる。
公平無私な合理性に価値を置き、感情に流されないよう用心し、意味や目的を疑問視することになじめない。

◆◆スタッフYさんの感想◆◆

 私の抱くイメージでしかありませんが、外資系企業の、目標達成が最優先のような組織なのかなと思いました。
 日本の企業は、日本的経営からの脱却を、少しずつそのような組織に近付くことを、目指しているように感じるのですが、国民性からか、そこまでドライになりきれないようにも思います。
 企業の存続のためには、目標達成を目指すことも必要なことだし、円滑な人間関係も必要で、バランスが大切なのかなと思います。
 数値目標のような目標だけでなく、自分自身の仕事に対するしっかりとした目標、目的をイメージし持つことがモチベーションの維持に必要だと思います。
 が、一方で営利企業であれば、組織も人も成熟していないと、評価が必要な場合、評価を行うのが難しいという点も出てくると思います。
 さらに進んだ組織になると可能になるのでしょうか。

◆◆スタッフNさんの感想◆◆

 医療施設でも手術件数が多いことを謳っているところが多いですが、自宅・社会復帰率の向上を目指した方がよほど患者さんのためになると思います。
 我々は患者さんが自身で健康に向かおうとする事を支援する組織なので、良い治療、看護、リハビリを提供する努力を惜しまなければ、自ずと患者さんは信頼して来院数や再来数も増えると思います。
 そのために自分が提供している支援の形を高められるよう日々精進していきたいです。

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◆◆スタッフSさんの感想◆◆

 目標達成型は目標達成に注視し過ぎて何かが欠落する危険性をはらんでいると思いました。
目標達成する事は重要なことですが、それだけにとらわれ過ぎないように意識していきたいと思いました。

◆◆スタッフMさんの感想◆◆

 目標達成という概念が、なにかの成果や業績になる組織の形は、ふと気がついたとき、虚しさがつきまとい、未来には過去の栄光から離れられない会話が聞こえそうな気がします。
 存在理由を生きる、そこから仕事を出来ると、未来には素晴らしい思い出と発展があると感じます。

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◆◆加藤院長 コメント(スタッフYさんのコメントに対して)◆◆

 目標達成、人間関係、 2つ重視しているのが 日本の組織との お話で、 それぞれ弊害があり それを 超えていくにはどうすればよいか?
それは、この本に書いてありますし、 日々当院で実践させていただいていることでもあるのですが、 実践していることが そこまでの意味があると 認識することが大切だとおもます。

◆◆スタッフHさんの感想◆◆

 数値目標だけではなく、本当の目的はなんなのかを常に考えていきたいと思いました。

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