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【ティール組織勉強会】        第Ⅰ部 第1章 変化するパラダイムー過去と現在の組織モデル~衝動型パラダイム(P30)

<著書 要約>

歴史的に見ると、次の大きなステップだった。約一万年前の組織。
自我は完全に目覚め、他者からも世界からも異なった存在としての自己を認識している。自我を意識すると恐れを感じ、死が現実的になる。
力こそすべてで、他者より強ければ、自分の欲求を満たすことができる。
感情をまだ十分に抑制できたないため、かんしゃくを起こしたり暴力を振るったりすることで自分の欲求を表現することも多く、たいていは他者の感情に気づかない。
他者と自己を区別できるので、分業も可能になる。
衝動型組織は、戦闘地域、内乱、破綻国家、刑務所、治安の悪いスラム街といった敵対的な環境に適している。

「ティール組織」(フレデリック・ラルー著)

◆◆スタッフYさんの感想◆◆

感情をまだ十分に~という部分を読んで、まだ言葉で意志疎通が難しい子どものような段階だなと思いました。
力で抑える組織は、些細なきっかけで破綻しそうで、とても脆いものに思えます。恐怖と怯えで力など発揮できそうにもなく、適した環境からもわかるように、そんな組織には身をおきたくないと思わせるものでした

◆◆加藤院長 コメント◆◆

ありがとうございます。
組織の歴史は過去のことではありますが、現実的には過去のことではなく、現実の現在の社会で身近に見られるものでありますし、人それぞれそのようなチームを作り出してしまうことがあります。
同じ組織のなかでも、一時的にそのような状態になったりします。 
家族のなかで、「母親、娘 VS 父親」 とか一時的に「母、娘」のチームは衝動型になってしまうことがありますが、そのような状態と認識することが大切なのかなとはおもいます。

◆◆スタッフNさんの感想◆◆

知性より本能が優位に立つとこの様な状態になると思います。
そう考えると戦争も本能的で幼稚な手段なのかもしれないと思いました。

◆◆スタッフHさんの感想◆◆

本当に意思疎通が難しい子供のようですね。
その力や機嫌に左右されてしまうのは周りの人たちなので、自分も力を振りかざすような行動はしないよう常に心がけたいと思いました。

◆◆スタッフSさんの感想◆◆

まだ何が何だか分からなくて混乱しているような状態だと思いました。
どんな時も今どういう状況なのか見失なわないようにしていきたいと思いました。

◆◆スタッフNさんの感想◆◆

力で抑えられ、自分らしくいられない組織に身を置くことはとても辛いことですね。本来の目的をも見失ってしまいそうな限界のある環境だと感じました。

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