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メープルと米粉の儚いクッキーレシピ。


届けたい菓子像。


この菓子が生まれた背景


人生とは短いものだと思うのです。

けれど、たとえば今日の1日の始まりがすごーく嫌で、その1日をやり過ごすために必死でその1日を終わらすために懸命に、目の前のタスクをこなす。。

どこか自分を犠牲にして誰かのために必死でこなす。

そんなことをしていると、人生をどこかで長く感じてしまうこともある。
「自分の人生ってなんだろう?」って思うってしまう時がある。
自分の時間、体、心、家族、大切な人を無視して自己犠牲を始めていくから上記のようなことが起こるんやと思うのです。。

そして精神的な健康も、肉体的な健康も、失っていく。。
なんだか悲しい結末。

とは思うものの、環境はそんなすぐには変わらない。
その環境を自分で作り出しているのだったら別だけど、誰かが作った環境にいるのだったら、自分を変えるしかなくって。

「そんなこと頭ではわかっていて。
けれど、どう動いたらいいか、わからないくらいもう消耗している。。」

そんな人にお届けしたくなったのが
今回お届けする「メープルと米粉のクッキー」のレシピです。

メープルの香りがより豊かに広がり、メープルの優しさがほんわりとやってくる。

今という瞬間を、今の「自分の時間」を、より、満たしてくれるクッキー。

身体的にも、グルテンフリーで血糖値も上げにくいので体を潤してくれる。

また精神的にも、豊かな優しい甘さが、食べてくれる方の時間を満たしてくれる。

それは「自分自身を大切にするひととき」となり、幸せを自分で作り出す一歩となるような菓子だと思っています。

幸せの中心には自分がいる。
そこから幸せが広がっていく社会や環境が本当の幸せだ。

そんなことを思い出させてくれる、そんなクッキーで。
そんなクッキーのレシピです。


レシピの考え方


菓子というのは食べてる人を精神的にも満たすのだけど
作り上げているその本人の精神統一にもなり、その時間も幸福に満たされると私は思っています。

菓子作りの究極の幸せ、精神統一はそのレシピを作り上げていくことであると私は思っていて、(出来上がったレシピを再現するよりも)
そこに「自己表現」とか「自分とは」「何を大切にして何を届けたいのか」「どんな世界を作り上げたいの」が全てその菓子に出ると思っています。

だから、
配合(What)とやり方(How)を載せるレシピではなく、
ご自身のなんで菓子を作るんだっけ?(Why)の部分にアプローチできる一助となるレシピにと思い作成しています。

もちろん配合とやり方も余すことなく載せます。
けれどその根本の「なんで菓子を作るんだっけ?(Why)」の部分があって、配合ややり方(作り方)があると思い、そのwhyが確立していないと、ご自身のお菓子を表現することはできないと思うのです。
なので、こんなことを前提として書きました。

このWhyに共感してくれる方達がたくさんいたから「焼き菓子屋そぼくな。」はレビューをたくさん書いてくださり、やって来れたのだと思っています。


レビュー



なので、ただ「やり方だけ知りたい」、「配合だけ知りたい」みたいな方は合わないと思うのでレシピの購入も菓子の購入もお勧めしないです。

実は、この記事の目次で、ある程度の工程(How)は把握できます。
けれどHowの前の土台Whyの部分、「なぜこれをするのか?」を工程ごとに詳しく書いていて、こちらWhyの方が、届けたい菓子を作る上では価値があると思っているのでその部分は有料記事に入っていかないと見えない仕組みとなっています。


ではでは、レシピです。

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