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日記:兄弟は少し照れくさい【24.06.19】

今日から沖縄なので、佐賀から福岡空港へやってきた。案の定暇を持て余したので、飛行機がでる前に早めの日記を書こうと思う。夜は友達と話し込んでいるだろうしね。
 スマホの入力は苦手なのでちょっと苦痛。かといってiPadとキーボードを広げると戻すのがめんどくさいので今日だけスマホで書こう。

弟が福岡に一人で住んでいる。この前財布を落としてらしく銀行口座が1ヶ月凍結。その間に滞納していた水道代が払えず水が出ないのだという。現金もないというので、旅ついでに手渡しすることになった。今どき、現金をわざわざ手渡しする人間がどのくらいいるのだろうと思いながら、過ぎなくてもいいはずの空港を通り過ぎて弟の住む地区に向かう。

弟は、水道代の話から分かるとおりとにかくルーズなので、飛行機の時間がある僕はソワソワする。長時間待たされては困ると思いながら、到着の連絡を入れた。しまった、事前にバスセンターで待たせておくんだったと後悔。幸いすぐに連絡がついて、今から向かうとのことだったので、まあ大丈夫かと思いながら待ち合わせの駅へと向かった。

案の定スムーズに会えなくて、弟の到着を改札口で待つ。飛行機の時間には余裕があったからいいけど、やっぱり待たせておくんだった。

しばらく待っていると遠くに弟の姿を見つける。男兄弟の待ち合わせはなんだかそばがゆいのは僕だけだろうか?ちょっと素直になれないので済ました態度を振る舞うも弟も僕も少しニヤっとする。水道代くらい払っとけよと兄らしいことを言うと、やっと水が出ると弟。だらしがないけど、まあ20代のはじめはみんなこんなもんかと思いながら現金を渡し終えたので、一言二言やりとりをして改札に向かう。
改札を抜け、エスカレーターを下りながら、兄弟という繋がりを感じていた。日々の生活を送っていると見える範囲のことばかり考えてしまうので友達にしろ家族にしろ、定期的に繋がりを確かめるのは大事なんだと思う。僕たちは一人じゃないんだって思えるから。今回の沖縄も久々な友達と会うので、そういう繋がりを感じるのだろう。とても楽しみだ。

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修行欲がある。確かな技術を身に付けたい。揺るぎないパワーが欲しい。かめはめ破撃ちたい。
僕は音楽制作をするのだが、楽器がヘタというコンプレックスがある。逆をいうと、ヘタでもそれなりのものを作るのは可能なのだ。DAWがあれば後からたくさん編集できるからね。
 大前提、作品制作を続けていけば制作に関する技術は身につく。正確には、それらしい誤魔化し方なのだけど。だから、本番の時間を最大化したうえで修行に時間を当てないと効率が悪くなる。並走させないと何を勉強すればいいのかも分からない。
とはいえ、制作だけで身につく技術は作品制作に必要な技術に特化するのでどうしても突破できない壁があるのも知っている。楽器の演奏面では絶対にプレイヤーに勝てない。プレイヤーにしか出せない味がある。演奏技術は制作ではほとんど身につかない。

絵もそうだ。僕は自分の絵がヘタなのを知っている。だけど編集が上手なので人からはうまいじゃんとか言われることもある。そんなことはない。後から寄せていくのがうまいだけでどうしようもない線を何回も弾いている。

だから、いつも不確かさを感じながら制作をしている。本当は、カッコよく素早く決めてみたい。だけど技術がない。だから僕は演奏と絵に関して修行がしたい。僕はこれを修行欲と呼んで、見捨てずに拾ってみようと思う。
音楽に関してはすでに時間を確保していて、ピアノを弾く時間に充てる。絵に関しても、少しずつ自分のペースでものにしていこう。ワクワクしてきたぜ。

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