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川崎市岡本太郎美術館との出会いについて

2月12日(土)に、川崎市岡本太郎美術館に行ってきました。

美術館入り口

息子の大学受験の付き添いでの旅行だったため、自分の予定は立てずに行ったのですが、たまたま受験した大学から歩いて行ける距離に美術館があったので、行ってきました。
nTechのセミナーを一緒に受講した友達が岡本太郎さんのファンだったり、セミナーの最寄駅に、原爆を題材とした巨大壁画『明日の神話』が展示されていたり、不思議な縁を感じていたのですが、今回更に縁が深まりました。

令和元年に撮影したものです

来館してみて、予想どおり、とにかく圧倒されました。😄 彼の一つ一つの存在感や爆発感、そして彼の生き様が凄まじく、驚かされました。

多彩な岡本太郎という人間

絵画もあり、彫刻もあり、版画もあり、、、本の執筆もあり、一人の人間がよくこれだけ多彩で大量な作品を創り出せたものだと尊敬しました。

フランス留学による思想背景

第二次世界大戦前の激動の時代にフランスで、芸術とは何か?を探求しながら、カント、ヘーゲル、ニーチェ、キルケゴール、ヤスパースらの哲学を学んでいたとのことで、彼の思想背景の奥深さを知ることができました。

沖縄との出会い

縄文土器の爆発的呪術力の表現を芸術家として評価していたことは知っていたのですが、日本各地や世界各地を訪れる中で、日本復帰前の沖縄の生命力や神秘性に出会っていたことを知り、私との共通性に驚きました。 私は、沖縄の音楽家の喜納昌吉さんを通して沖縄と出会い、自らのルーツを辿る中で、奄美沖縄の祭りの生命力や神秘性を実感することができたのですが、私が生まれる前に、彼も出会っていたのですね。

館内の写真は、あまり撮らなかったのですが、今回知ることができた事を全体的に記憶に残しておきたかったので、『川崎市岡本太郎美術館所蔵作品集 TARO』を購入して帰りました。

また、以前購入して読まないままになっていた『自分の中に毒を持て』の本を帰りに読んでみて、大変感銘を受けました。 このマガジンで、この本を読んで私の中で響いたところについても書いていきたいと思います。
また、令和哲学カフェ特別企画のブックダービー”知のB1”の記念すべき第1回で、この本を推薦してくれていますので、是非、ご覧ください❗️

また、中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITYでも、この本をとっても分かりやすく紹介してくれていますので、ご覧ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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