無菌室と除菌社会

目指せスーパースター。蕎麦宗です。

　ご来店いただいたお客さんから大変興味深い話を伺ったのでご紹介したい。

　その方、とある医薬品関係に従事しており、お仕事柄もあってか何かと気を配らなければならないことも多く、未だに収まらないコロナ禍騒ぎにいい加減辟易しているとのことだった。医療関係者がコロナになったら「何やっているのだ」と糾弾される世の中の方がおかしいはずだが、それらを恐れて上層部や世間からの目に見えぬ圧力は相当なものらしい。

　さて、そのコロナ禍の中でマスクを常日頃からすることが一般的になった。僕は自分自身が咳をするわけでも発熱があるわけでもない状態では全くの無意味と考えているので、屋外は勿論のこと、店内でも一切マスクはつけない。

　そんなことを話題の最中、その方の同じ職場内の無菌室勤務になった人が風邪をひきやすくて困るという話をしていたことを聞いた。一日8時間の勤務を無菌状態で過ごしているため、身体の抵抗力が弱っているのが原因と思われる、というのだ。　即座に思ったのがマスクやアルコール消毒をはじめとした過度な抗菌除菌社会。このままいくとやたらに抵抗力の弱い人だらけになってしまうのではないだろうか。

　子供の頃、*3秒ルールといって地べたに落ちた食べ物も汚れを払って食べていたし、見ず知らずの人が素手で握ったおにぎりも平気で食らいついた。だからかはわからないけれど、食当たりというものになったことはほとんどない。わざわざ無理にそうすることはないとはいえ、あまりにキレイすぎる環境に身を置くのは生き物としての生命力を失う一方な気がする。

　さてさて、そういうわけで、皆さま、そろそろマスクやめませんか。

では、ガンバラナシませう。

*3秒ルール…科学的根拠は全くないガセネタ。でも、なんか楽しかった。

#コロナ禍と戦う #無菌社会 #マスクはつけない #風邪を引きやすい人