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正解だらけのクルマ選び はじめに【間違いだらけの…】

目指せスーパースター。蕎麦宗です。

クルマから離れてずいぶんと経つ。文字通りの自転車生活でしばらくすごしてきたからだが、正直言ってさほど不自由は感じたことがない。

同じ地方都市であっても東北や四国・九州であれば、クルマがない生活は成り立たないのかもしれない。しかし、ここ伊豆は三島界隈の場合、公共交通機関にも恵まれている上に、大抵のものは自転車でも20分ほどの距離圏の中に揃っている。伊豆箱根鉄道は15分に1本あるし、コンビニもスーパーもドラッグストアも病院もそこかしこに揃っている、実は*コンパクトシティなのだ。また、インターネットと宅配便の発達により、そもそも移動の必要性は激減している。

さらに僕の自転車の移動距離は一般的感覚からはかけ離れている。天城湯ヶ島へワサビの仕入れにチャリで行くくらいだから往復50kmは普通だ。昨年(2019年)1年間のロードバイクの総距離は約2万km。主婦の軽自動車の年間走行距離はいいとこ3000kmか。比較にならない。

そんなわけで、急な雨天時を除けば、ほぼほぼ困らない自転車生活にあって、ふと、もう一度クルマに乗ろう!と思ったのはなぜか。その理由の1つはフェラーリ。詳しいことは【わらしべ長者物語〜いつかはフェラーリ】に書いているのでそちらをご覧頂くとしてもう一つ。それは《CLUB SOBASO》自動車部の仲間の刺激だ。
《CLUB SOBASO》は趣味を通じた活動によって社会貢献を目指すもので、2020年の3月に一般社団法人として僕が代表理事となり発足させたもの。大人のクラブ活動によるコミュニティ形成が第一義で、それそのものも社会貢献だが、集まった方々のあらゆる人的資源を活かせば、ありとあらゆる方面に可能性は無限大に広がって行く、という壮大な計画。

で、その仲間の一人がBMW製のミニクーパーSを購入。別の仲間がもらい事故でダメになったミニバンの代わりに同じくミニクーパーを購入。CLUBの仲間でもある蕎麦宗のバイトの悠登君はBMW1シリーズ、自転車仲間の若者K君は【フェアレディZ32】を購入。と、身近な人たちに空前の自動車ブームが起きているのだ。

となれば、昔からのクルマ好きの性根がフツフツと湧いてくるのも必然。指をくわえて眺めているだけでは気が済まず、ネットで物色を始めて…というわけだ。今回のクルマは、つまり必要のための道具ではなく不必要な全くの遊び・道楽のための玩具(おもちゃ)。気が向いてお気に入りがあれば所有するというくらいの気構えとタイミングでよかろう。
でも、それが面白いことに、そうとなると色々と身に降ってくるのが人生。そんなこんなを書き連ねるために、自分自身の愛車遍歴を紹介することにした。
名づけて

【正解だらけのクルマ選び】

あの*徳大寺有恒氏のパロディだとは、クルマ好きならばすぐに気がつくだろう。

そんなわけで、突然だけどはじまりはじまり。クルマ遍歴って言ったって数台しかありませんが、時々書きます。そして、クルマとその暮らし、クルマを通して出会った人や物や考え方なんかも書いて行きたいと思います。お楽しみに。つづく

*コンパクトシティ…スプロールした都市を中心市街地にまとめ直し、公共交通機関と徒歩による移動を中心にした生活圏に再構成する考え。
*徳大寺有恒…自動車ジャーナリストリストとして歯に絹着せぬ洒脱な物言いが人気を博した第一人者。残念ながら2014年に74歳で没した。

#徳大寺有恒 #間違いだらけのクルマ選び #ミニクーパー #BMW #自転車生活 #コンパクトシティ #CLUB -SOBASO



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