見出し画像

蕎麦宗ジャージ その③【club sobasoワンピース】

目指せスーパースター。蕎麦宗です。

今回のnew蕎麦宗ジャージを作るにあたってのポイントは3つ。まず、ワンピースとすること、次にデザインに関してでグラデーションカラー、そして漢字の多用だ。

ワンピースと聞くと普段ロードバイクに乗っている人でも『レーシングすぎて着れない』なんて身構えてしまうかもしれない。確かにこうしたのは実業団参加をはじめレースへの参加を前提にしている。*空気抵抗の軽減や*コンプレッション機能もあるからだ。しかし、何より感じて欲しいのはその着心地だ。自分自身はこれに先立つこと1年、ヒョウ柄のパンダーニジャージの着用をして実証済みで、胴回りの動きやすさ、肩の圧迫感の減少などに加え、着脱の容易さや用の足し易さ(男子のみ)まで秀逸だ。経験ある方も多いと思うけれど、腰にゴムの入ったスパッツから肩紐付きのビブパンツに変えた時の、あのストレス減の快楽。もう戻れないはず。それと同様のことをビブからワンピースへの変更に感じ入っている。

次にデザイン。ファッションの世界には流行があって、ことスポーツウェアにおいてここしばらくグラデーションカラーが人気。オシャレとは流行を取り入れることでもあるし、蕎麦宗の暖簾をベースにしたロイヤルブルーの単色だった初代・2代目をフルモデルチェンジする意味でネイビーブルーにグラデーションしてゆくカラーリングで強さと落ち着きを演出した。今まで以上に遠目には『ブルー一色』に映り、何故だかレースやイベント会場で目立つSOBASOジャージのおかげで会場で迷子になることは無くなるに違いないし、雑誌のカメラマンも「チャオ〜」って近寄ってきてくれることだろう。

最後に漢字の多様だ。昨年《台湾KOM》に出場して思ったことは、《母国》という意識だ。広い世界の中で漢字を使っている国は中国・台湾・そして日本の3カ国だけで、そこにひらがなとカタカナを加えたらすぐに「Are you from?」と訊かれる間もなく「Japan‼︎」と気付いて貰える。国際社会において、そういったアイデンティティは必要だと思う。これを着た若者達が積極的に世界中のアマチュアレースに挑戦し、ステージを拡げて行くことを夢見てローマ字を減らし漢字を多用した。まぁ、街中走る時はチョット恥ずかしいくらいに目立ってしまうけれど…。

そんな蕎麦宗ワンピース。今回は誰でも購入できるわけではない。club sobasoに会員として入会してくれた方がこのジャージに袖を通す権利を有する。何故なら《パンダーニ》が現在もオーダーを受けてくれているのは蕎麦宗だけで、ましてやワンピースを作ってもらえたのは世界中で唯一だ。そして、永田君や手塚君そして自分を含め、多くの仲間たちが様々なレースで実績を積み上げ、そちこちを駆け回り、雑誌・新聞やウェブにも取り上げられ、国内であれば相当な知名度を持つに至った。加えてよくよく見ると《Daytona》や《丹那牛乳》とスポンサーロゴも入っていることに気付くだろう。それらの価値を正当に評価して対価を払える方々に着て欲しいと思うし、そうして着てくれた仲間ひとりひとりを、僕は代表者として責任を持って応援したいからだ。

ウェアというアイコンは単なる衣服ではない。時に目印・旗印となり、様々な意味合いや権利を有する手形のようなものにもなりうる。今以上にこのジャージの価値が高まるように、目一杯、全力で楽しんで行こうって思ってる。そして、色々面白い事も目論んでいる。それはそのうちご報告するとしよう。

では、ガンバラナシませう。

画像1

画像2

*空気抵抗…時速40km/hを超えるロードバイクの走行において空気抵抗が最大となり、その低減がパフォーマンスアップにつながる。

*コンプレッション…筋肉を軽く締め付けることで筋パフォーマンスが上がるとされ、一部の大会では専用のコンプレッションウェアは禁止されている。代替としてキツめにピッタリなウェアを着て出場する選手が多い。

#パンダーニ #サイクルワンピースジャージ #clubsobaso #価値と対価



読んでくれてありがとう。少しはお役に立てたかな⁉︎。聞きたいことあったら、ぜひ質問くださいな。もし楽しい気持ちになれたなら、ほんの少しだけ応援ヨロシクです。