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セミも待ちきれぬ

目指せスーパースター。蕎麦宗です。

過日、【楽寿園満水①②】で書いた三島の楽寿園に再び出向いた。

普段は枯山水状態の小浜池という富士山の湧水の池が、長雨の影響で久しぶりに水位が160cmの満水となって見に行ったのだが、それから数日後に2mを超えた。これは56年ぶりのことのようで、自分自身が生まれる前以来。となっては見に行くに限るではないか。前回をさらに40cm上回り、なかった池ができていたり、池底の砂を捲き上げながらの湧水が見られたり。感激!。

さらには、楽寿園近辺の商店と商店のすき間からも湧き出たり、近くの道路が冠水したりと、ちょっと大変なことになってきてはいるが、もともと三島は『水島』が語源と言われる富士山の湧水の郷。

「昭和の高度成長期を迎えるまではこれが普通だったのよ」

と、通りがかりの80代後半と思しき叔母さまが教えてくれた。そう考えると、かつての日常を垣間見れた分ちょっと嬉しくなったのだが、この景色も異常に続く梅雨の長雨が一因。いいかげん晴れて欲しいと思うのはロードバイク乗り・オープンカー乗りの自分だけではなく、多くの方々が望むことだろう。

そんなことを思う人、いや虫たちもいるようで、楽寿園内の大木のいたるところにセミの抜け殻。15年の土中生活から抜け出して、短い恋の季節を謳歌するために少々の雨にはめげずに出てきたのだろう。そりゃそうだ、セミも待ちきれぬ。思わず写真に収めたものの、正直グロテスク。そんなに並ばなくてもよかろうに。

でもねぇ、ガンバラナシませう。

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#セミの一生 #恋する季節 #楽寿園満水 #三島を観光

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