やる気を探して!mt富士ヒルクライム①
旅するスーパースター、蕎麦宗です。
いよいよ2022年のmt富士ヒルを迎える。
今日は*前日エントリーとなっているので、店を終えた後に山梨県河口湖の近くの富士北麓公園まで脚を運んだ。
ついぞやる気が出ないまま前日を迎えてしまったが、小雨降る会場は人影まばらでなんとなく寂しげ。ブース出展が復活したのは嬉しく、*サンボルトを見つけて出向くとデザイナーの矢部君に久々の再会。富士ヒル総合で3位入賞(つまりアマチュア日本3位だ)経験もある彼も、40代半ばを迎え、気力や体力の衰えを感じるゆえにモチベーション維持が大変な様だ。特に視力の衰えが走りにマイナスとなっていて、それが消極的な走りや取り組みとなる要因らしく、とても興味深かった。
時間も限られていたので、下山用の荷物を預けて足速に帰路に着く。行きも速かったたけど、河口湖から韮山まで1時間で着いてしまった。いや、別段飛ばしたわけではなく、勿論法定速度で走ったのに。80km近い距離も、ほぼノンストップで走れる交通インフラが出来上がっていたのだった。
考えてみれば、このmt富士ヒルに初参加してから9年の歳月が流れている。新東名開通・伊豆縦貫道開通・R 138号バイパスの完成と富士五湖道路の接続・そしてETC料金所…etcと、例えば道路整備だけ見てもこれだけの変化がある。確かに時は移ろい、人も街も世の中も変わりゆくのは当然で、コロナ禍が無くとも当時と同じわけではない。不惑過ぎだった僕も、知らぬ間に50歳の初老。
そんな中、今回の大会への参加をどう楽しむかを考えた結果、富士山を一周回るツーリングの途中に、ヒルクライムレースに出場するという企画にした。距離は200km超で獲得標高は3000m位になるだろうか。来年挑戦する予定の【レイラインツーリング】の練習と位置付けることにしたのだ。これならば雨降りで出走すらしたくない気持ちも、前向きな挑戦に変換出来る。日程の決まった旅は雨でもやめないからね。よっしゃガンバラナシませうだ。
はっきり言って、今回は記録に興味が持てない。おそらく真剣に走っても*シルバーすら無理だと思う。それでも走りたいと思える心持ちに持って来た自分を褒めよう。でわ、続きはまた明日。出発は早朝5:00。おやすみなさーい。
*前日エントリー…地元への経済効果を狙って、こういった大会は宿泊前提に設計されているスポーツツーリズムの戦略。良いことだと思う。
*シルバー…75分以内で完走した人が貰えるシルバー色の記念リング
*サンボルト…日本を代表する自転車ウェアブランド↓参照
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