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蕎麦宗ジャージ その①【10周年とパンダーニ】

目指せスーパースター。蕎麦宗です。

2014年に蕎麦宗が開業10周年を迎えた時、何か記念になることをやろうと思い、その頃ハマり始めた自転車のウェアをオリジナルでオーダーすることにした。自転車店でもないのにショップジャージを作ることは珍しく、面白半分にやったおかげでその影響は多方面に広がった。

時代はロードバイクブームで、チームジャージのオーダー受付を各社揃って力を入れ始めた時期で、その中から僕は普段から使っていた《パンダーニ》を選んだ。凝りに凝りまくったデザインとこだわり抜いた高品質が売りのブランドで、その分多少値は張るものの、その妥協なき造り手の精神は蕎麦宗にも合い通じると思っている。

最低ロットが20着だったのでお客さんや友人に声をかけたら30人以上の方々が話に乗ってくれた。それは嬉しい、と早速デザインに取り掛かる。大雑把に描いた僕の絵を基にデザイナーさんがアパレルデザインに仕立てて行く。やり取り繰り返すこと4回。

「もういい加減にしないとブラックリストになるよ」

という妻の忠告を、うん、確かにそりゃそうだ、これで良しにしよう、と確定させて生産開始。実に迷惑な客だ。でも楽しみに納品を待った。ちなみにその後デザインの修正に回数制限とアップチャージが出来た。おそらくそれは自分のせい、スイマセン(笑)。

仕上がりはもちろん超大満足。みんなに配って、にわかなチーム感を楽しんだ。僕自身はチームを作ったつもりはないが、周囲や人によってはそう思っているようだ。この《パンダーニ》が創ってくれたカッコイイジャージのおかげで、その後も何ロットか生産を繰り返し、またマイナーチェンジもして、延100人以上の方々が着てくれている。これはパンダーニの中で最大らしく、全国の自転車屋さんよりも多いらしい。買ってくれた皆さま方にはありがたい限り。ただ一つ卸売原価で販売をしてしまったことは、商売人としてはマヌケだし、パンダーニさんにも失礼だったなぁと、今となっては反省している。

そんな蕎麦宗ジャージもあれから6年、そして《club sobaso》の発足もあって大きくモデルチェンジすることにした。その話が次回。

では、ガンバラナシませう。

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#パンダーニ #オーダージャージ #ロードバイクブーム #周年記念



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