話題にならなくなった?環境ホルモンのお話
こんにちは、布ナプキンショップSoaLa正躰(しょうたい)です。
皆さんは「環境ホルモン」という言葉を聞いたことがありますか?
1990年代後半~2000年頃には、ダイオキシンの問題と合わせてとても話題になったと記憶しています。
その後、焼却設備の向上によりダイオキシンの問題はたいぶ解決・改善され、環境ホルモンがメディアでも取り上げられることはなくなりました。
しかし話題にはならなくなっても、例えば私たちが日常的に飲んでいるペットボトル飲料からは、フルオレン-9-ビスフェノール(BHPF)という環境ホルモンとされている物質が検出されています。
まず、環境ホルモンの正式名称は「内分泌かく乱物質」と言いますが、
ここでは「環境ホルモン」と呼んでいきます。
環境ホルモンは環境を汚染するだけではなく、
私たちの体内に入れば、ホルモンと同じように働き、特殊な作用を及ぼす化学物質とされています。
ダイオキシンだけではなく様々な有害化学物質があります。
よく聞く有名な環境ホルモンはどのようなものがあるか、どのような影響があるのかについて書いていきたいと思います。
1. ダイオキシン
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