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ラグビーの教科書〜BEGINNER編〜

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ビギナー編ではラグビーをより楽しんでいただくための情報が詰まった記事で構成させています。選手だけでなく、ラグビーファンの方向けのマガジンとなっています。
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2019年8月の記事一覧

理想のFL(Position別第1弾)

ポジション別の理想の選手像について書いていきます。 今回はその第一弾としてフランカー(略記、FL)についてです。 まずFLとはどういったポジションなのか紹介します。 この記事にもあるように、FLはタックル、運動量や仕事人のイメージがあります。 具体的に世界でも有名なタックラーと言えば、マイケル・フーパー選手や布巻峻介選手のイメージがあります。また、運動量や仕事人はリッチー・マコウ選手や金正奎選手、デビット・ポーコック選手が思いつきます。 ■FLの強みはなんでも良い

理想のPR、HO(Position別第2弾)

今回は理想のポジションのプロップ、フッカー編を書いていきます。 背番号はプロップ(略記PR)が1番と3番、フッカー(略記HO)が2番です。 上記の記事にもありように、この二つのポジションはスクラムの支柱となります。 ■スクラムでの仕事〇PRの仕事 スクラムはプロップが押しているというイメージがあると思いますが、実はそうではないのです。 スクラムは8人で組むとよく言われます。では、8人で押すスクラムにおいてのPRの仕事はなんでしょうか? それは良い姿勢を取り続けることです。

文武両道の秘訣

今回僕自身が意識している勉学とスポーツの両立について書いていきます。 まず高校生活のほとんどをラグビーに費やしてきました。 高校ラガーマンはおそらくだれもがそうだと思います。 では、ラグビーに没頭する中でどのように勉学に励んできたのでしょうか。 ■高校3年間オール5以前、藤島大さんに書いていただいた記事です。 是非一度読んでみてください。 冒頭部分、「オール5で都の西北へ」から始まり勉学について書いていただいています。 実は「オール5」を疑っていた。そいつは許される範

数学がラグビーに活かされていること

今回は僕自身が大学で専攻している数学という学問が、ラグビーというスポーツに紐づいていることを書いていきます。 正直、勉強がラグビーに活かされていることなどないと思う人が多いと思いますが、実はそうでもないのです。 皆さん、気づいていないだけで何かしら役に立っているはずです。 僕自身が数学という学問の中で学ぶことができたのは論理的思考力です。 この論理的思考力とはなんなのでしょうか? ■論理的思考力 論理的思考力とは…論理に基づいて思考する能力(の高さ)という意味で用いら

ラグビーの魅力

今回は僕なりに考えるラグビーの魅力を書いていきます。 まず、ラグビーというスポーツがまだ日本ではマイナーなスポーツであることは事実です。2019年にRugby World Cupが日本で開催されるということもあり、日本ではラグビーブームが起こることが予想されます。 ラグビーを知らない方にもラグビーの魅力を知ってほしいと思っています。ラグビー経験者や、ファンの方々にも改めてラグビーの魅力に気づいてもらえればと思います。 ■ラグビーの起源ラグビーの起源は1823年にイングラ