ゾーン… それは… 野球のバッターがボールが止まって見えた。 プレゼンの場面で勝手に口が喋ってくれて、最高のプレゼンができた。 ピアニストが、気づいたら演奏が終わっていて、拍手喝采を浴びていた。 夢中になって絵を描いていたら、時間がものすごく経っていた。 …そんな体験。 スポーツの世界ではその状態をゾーンと言ったり、合気道の世界では隅切りと言ったり、心理学の世界ではフローと呼んだり、それぞれ呼び方は違いますが、起こっている現象は同じです。 茶道の世界も同じで、
おしゃべりを止める人がゾーンに入っている時に何が起こっているかというと、自分の内側でのおしゃべりが止まります。 思考が止まって、心の中が静かな感じがします。 しかし、思考を止めろと言われても、なかなできないもの。 詳しく見ていきましょう。 人間の内側は、絶えず妄想が湧いてくる 人間の内側では、絶えず、思考やイメージが、ポコポコと、湧いては消え、湧いては消え、しています。 「なんかお腹空いてきたな。今日の晩ごはん、何食べようかな」 「あ、そういえば隣の〇〇さんが、新しく