料理は模型より易しい

僕は別にもともと自炊をするタイプではないんだけど平日はたまに晩御飯を作ってる。と言ってもこれが別に夫婦間で決めたルールというわけでも無く、子供が生まれてから僕が勝手になんとなく始めただけ。

そもそも僕は結婚するまでは実家暮らしで一人暮らしをしたこともなく、ともすれば料理をする必要性なんて微塵もなかったわけ。幸せな生き方よねw
とは言っても料理番組はちょいちょい観てたので、まぁこんな感じなんだろうなーって記憶は多少あったかもしれない。

で、料理をするようになって実際に感じたのがタイトルの話。模型作るより楽だわって思った。
以前の趣味で模型を作ってたわけなんだけど、ああ言うのってなかなか大変なのよ。

たとえば塗装の前には綺麗に切り取って丁寧にヤスリがけして洗ってと、もうこの時点ですごい時間がかかるのよ。それに比べれば料理の下拵えなんて作業は似てるけどなんだかんだで簡単に終わる。これはすごく楽。

しかも僕がやってたやつはちょっと動くタイプの模型だったので寸法を気にしなきゃならないから結構神経使うのよ。
料理ってノギス当ててミリ以下の寸法なんて見なくていいでしょ？ドリルとかリューターとかいらないでしょ？
多少ずれようがなんであろうが美味しけりゃオッケーだし、そもそも美味しいかどうかは自分が決める時点とてもイージー。そして何より部屋が汚れないw

料理はある程度の手順を覚えて雰囲気で分量さえ覚えてしまえばなんだかんだでそれなりにまとまる。
レシピ見ながら作るにしたって変に足したりアレンジしたりは問題外だけど分量や調理時間なんかはちょっとぐらいブレたってなんてことはないしね。
強いていえばレシピの手順の理屈は知っておくと大きく外さないのかもしれないなって。ここは科学的な文脈が好きか嫌いかでわかれるかもしれないけどw

ちなみにこれは今日作った豚バラ大根。ネットのレシピを見て雰囲気で作ったけどなんだかんだでなんとかなった。

もちろん難しいものちゃんとしたものを目指そうとしたら当然それなりに大変なのはわかってる。そりゃあ何をするにも一緒だ。
でもそうじゃなく、それなりに日常的に満足いくものを目指すなら全然大した話じゃないよね。

ただ料理で1番難しいのは献立を考えるところ。いっそ献立を決めてくれるbotでもあればいいのにって常に思う。そりゃー「きょうの料理」とかみんな観るわけだ。
ここばっかりは模型の方が簡単かもしれないw あれ？タイトル詐欺だったかもなぁ