永久に
どこまで行こう 布にくるまっていた赤子たち、今は元気かな きみに会いたい 外はもう青白く光り始めた まだ私は鉄球を引きずっている まだ私は、わからない私の眼の奥のことを恐れている この焦りは何だろう いつもより加速している ああまたこうして道に迷っていくんだ鮮明に目線の上で流れている映像はいつ山場を迎えるのかもわからないし白い布のようなものはまた海面を漂って岸壁の下に流れ込んでいく
外に出るととても天気が良くて気分が良くなる わたしは植物になりたいと思ったことはないが、この瞬間だけは少し考えた ところでわたしが文章を書こうとすると人がひとりまたひとりとやってくる それならば、わたしはここで占い師のフリをして君たちを占い、君たちが進むこの先の道を適当に示してあげよう、などと考えているのですが
ああ、そこにいるのは勇魚?わたしは白い浜辺のことを想像しているんだ 手伝ってくれないかな
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