春灯

どうしても身体と精神の乖離をなんとか落ち着かせたかったので、あえて移動をしてみることでブレを補正していこうと考えたりもしたのですが

「そういえば数年前に流されるがまま引越してきた頃にも冊子を作ったんですね 写真とささやかな言葉を入れた 今見れば拙いものだけどそれも身体と精神の移動についてをテーマにしてて」

晴れなのに雨が降っているのは喧嘩なのですか?それとも連携ですか

わたしだったらそこで大きな幕を広げない それじゃあ世界に伝わらないと言われても、すでに世界はわたしのからだの中に

怒りがわたしの心を締め上げる
愚か者めと目線を流して疲れ果てて
ああまたわたしに帰ってくる空気が
ここではいまあなたに、抱きしめていた温度をあげる

丘にある廃道がわたしには記憶のクラウドに感じます さて、まだ綺麗にしないでおいてね つぎは雲のことを考える時間ですよ

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