見出し画像

〈続〉周波数の話②「音と光とチャクラ」


前回のはこちら↓

「周波数」と「形」


板に乗せた小麦粉が「振動」により複雑な模様を描きだす。
「サイマティクス」について前回お話ししました。

ある特定の振動により亀の甲羅模様を描き出す

固有の振動により模様が変わるということは、さらに言えば、この世界の様々な物質の「その形」たらしめているものは、「振動」

つまりそれぞれが持つ「固有の周波数」ということになります。

「振動」により現象界に現れる様々な形
周波数によって現れる「形」
周波数によって変わる形


周波数の螺旋、「音」と「光」について

ぐるぐる螺旋。

「音」は物理的現象であり、弾性の「波」で、個体、液体、気体の中に広がります。

普通の人間において、16Hzから2万Hzまでを認識できるとされています。

それは他の「波」と同様に3次元では螺旋状に現れてきます。

イメージ

人間の耳が感知できる周波数よりも低い周波数の音は「低周波音」と呼ばれ、高い周波数の音は「超音波」と呼ばれています。

また1ギガ以上の周波数の音は「極超音波」と呼ばれています。

「周波数」
とは
振動の波(螺旋)が1秒間あたりに何度の周期が繰り返されるか、ということを指しています。

そして波の上下の幅の広さが「振幅」といわれ、この振幅の幅によって音量が決まってきます。

「光」も同様に螺旋状の性質を持っており、私達の耳では聞けませんが、自身の音を持っています。

光は「電磁波」の一つですが、私達の網膜で「色」として認識できる光のことを「可視光線」と言います。

私達が見ている色は、特定の振動数が網膜に「色」として認識させたもので、周波数の低い方から順番に、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫となっています。

周波数の違いが「色」として認識される

「色」や「音」は同じ螺旋の波なので音楽に色を感じる「色聴」といわれる感覚を持っている人もいます。(共感覚)

また、人間にも固有の周波数があるので、人間に色を感じる人もいるようです。

チャクラ

「宇宙」は永遠の運動である、右回りと左回りの2つ方向の運動。

その運動は「トーラス」と呼ばれる磁場のエネルギーフィールドを作り、地球も原子も人間も、全てトーラスを形成していることは前回述べました。

人間に形成するトーラスの螺旋は、左まわりでエネルギーが入り、右まわりで出ていきます。

そして上から下降するエネルギーと下から上昇するエネルギーの交差する場所に、2次的な螺旋のエネルギーフィールドが生まれます。

それは「チャクラ」と呼ばれ、サンスクリット語で「車輪」を意味します。

「背骨」は英語で「spine(スパイン)」と言いますが、回転する「spin(スピン)」が語源であり、背骨はチャクラと非常に深い関係があります。

「チャクラ」はある一定の周波数と、その周波数の色、そして特定の螺旋エネルギーで描かれる幾何学模様があります。

ある研究ではガン細胞から特定の「音」がでているという結果がありますが、「振動」「音」であり、全てのものが振動しているのであれば、全てのものから「音」がでているということになります。

体に悪いものからは体に悪い音が出て、その音は私達の体に影響を与えます。

「思考」「感情」も電波的な振動であり、「サイマティクス」のように振動が物理的な形成に関係するのであれば、悪い思考や感情の振動、つまり「音」によってもガン細胞は物質化する可能性があります。

これは、私達は十分に自分自身の思考に気をつけなければいけないことを示唆しています。

もちろん外部から聞こえる音も、私達の体に影響を与えます。

ソルフェジオ周波数とチャクラ

チャクラも「音」に反応し、それぞれのチャクラには対応する音があり、それによって体の好不調が左右される場合があります。

上のイラストに描かれた「ソルフェジオ周波数」は「水」と相性がよく、つまり60%以上が水分である人間の身体と相性が良いとされています。

また、チャクラは自分の声と共鳴し、1番下の赤色の「ムラーダラ」と共鳴するのは、自分が出せる1番低い声、

1番上の紫色の「サハスラーラ」は自分が出せる1番高い声と共鳴します。
(その他のチャクラは声の高さの調整)

古代エジプト時代より音叉を使った「サウンド・ヒーリング」は存在したのでは?
ということを想像させる画像があります。

ほら、これは…音叉
音叉ですよね…

音によりチャクラを活性化させたり癒したり、病変部位を特定の周波数によって治療していたりしたのではないでしょうか。

音と身体の関係はそれほど深いものです。


音楽の世界基準

ルドルフ・シュタイナー

当時、楽器の標準音を「A(ラの音)」=432Hzにするのか、440Hzにするのかという論争がありましたが、1939年の国際会議により楽器を調律する際の基準とすべき音が、標準音「A(ラの音)=440Hz」ということで世界的に統一されました。

その年は第二次世界大戦が始まった年ですが、この標準音を強引に440Hzに押し進めたのは、ナチスドイツとアメリカです。
不思議なことに敵国同士の国がです。

もし432Hzになっていれば、随分と人間の情動は変わっていたのではないでしょうか。

ドイツの神秘学者であるルドルフ・シュタイナー

「もし432Hzの基本音調でなければ、この世界は悪魔に支配される。432Hzでチューニングされた音楽は、精神の自由をもたらし本来の人間をサポートする。」

と述べています。

また世界大戦中、さまざまな寺院や教会の鐘が没収されました。

武器に使用するための金属が必要だったためと言われていますが、そのほとんどが放置されたままでした。

敵国同士であったはずのナチスドイツとアメリカが標準音を440Hzにすることを押し進め、さらには教会や寺の鐘を没収する。

いかに戦争とは意図的に作られたものか、また人を支配するためには、「音」がいかに重要なものかがこのような歴史から垣間見ることができます。

この世界を支配する者はどのような存在かはわかりませんが、「音」の秘密をよく知っているのでしょう。

ドンドンドーン!誰やー⁉︎

いただいたサポートは創作活動に大切に使わせていただきます。