見出し画像

【プレスリリース】 新畑克也 写真展 『DIGNITY - 尊きミャンマーの人々- in Rakhine State』

連絡先:stateless.youth@gmail.com (無国籍ネットワークユース)

写真家の新畑克也(しんばたかつや)氏が三の丸芸術ホール(群馬県館林市)にて、写真展『DIGNITY - 尊きミャンマーの人々- in Rakhine State』 を2021年8月12日(木)から15日(日)に渡って開催いたします。

画像2

●プロフィール

プロフィール画像

新畑克也 Katsuya Shimbata
1979年広島県呉市生まれ。東京都在住。2010年に初めて訪れたミャンマーに魅了され、同国へ幾度も通い、旅先での人々との出逢いを写真に収め始める。2015年より西部ラカイン州でロヒンギャの村を訪れたことをきっかけにロヒンギャやラカインの問題に関心を持つ。以降は主にラカイン州やバングラデシュの集落、難民キャンプで撮影を続けている。
(ホームページはこちらから

●詳細

■新畑克也 写真展『DIGNITY - 尊きミャンマーの人々- in Rakhine State』


■会 場:三の丸芸術ホール(住所:〒374-0018 群馬県館林市城町1-2)

■アクセス:
東武伊勢崎線 館林駅東口を出て、大通りを直進してください。「市役所前」信号の先の、左側に文化会館、右側に三の丸芸術ホールがあります。徒歩で約20分、路線バスでは約8分、タクシーでは約5分で到着します(詳しくはHPをご参照ください)。
*参考:新宿駅から館林駅までは1時間45分前後。

■展示期間:2021年8月12日(木)~15日(日)

■開館時間:11時00分~19時00分

●写真家のコメント

「DIGNITY(尊厳・威厳)」という日本ではあまり聞き慣れないフレーズをミャンマーでよく耳にする。

人間としての尊厳を著しく損なわれ、声を上げることすら許されない人々が居る。ミャンマー国内で長年その存在すら否定され差別を受けてきたイスラム教徒の「ロヒンギャ」。彼らは1982年に改正された国籍法で国籍を剥奪され、「野蛮なテロリスト」というレッテルが貼られるようになった。

だが私は実際に西部ラカイン州でアパルトヘイトのように隔離されているロヒンギャの集落を訪れて驚いた。抑圧された暮らしを強いられながらも素性も解らない旅人を歓迎し、心からもてなそうとしてくれる姿勢にいたく感銘を受けた。

それはバングラデシュの避難民キャンプを訪れたときも同じであった。神に一途に祈りを捧げ、タフでユーモア、モラルがあり、美意識や向上心が高く、物怖じせずコミュニケーションを取るのが好きなロヒンギャの人々。

また多民族国家ミャンマーで主要な少数民族の一つと分類され、国際的にはロヒンギャを差別する側として語られることの多い仏教徒のラカイン族も国内で特に貧しいとされるラカイン州で長きにわたり抑圧されており、特に2018年末からの2年間は国軍のラカイン族の武装組織に対する攻撃に巻き込まれ、現在も多くの人々が家を失い国内避難民キャンプで不安な日々を過ごしている。

その中にはかつて太平洋戦争時に日本軍に追われチン州から逃れてきたチン族の人々も含まれる。2020年11月の総選挙は紛争を理由に同州の広い地域で投票が中止された。

先の総選挙でアウンサンスーチー氏率いるNLDが圧勝するも、国軍は「大規模な不正があった」と主張。2021年2月1日、新議会が首都で開かれる予定だったその日に国軍はスーチー氏や大統領を含む多くの議員を拘束し「全権掌握」を宣言。軍の横暴に怒り非暴力で抗議する市民に対してあろうことか軍は卑劣な殺戮を開始した。

助けを求められるも介入しようとしない国際社会を嘲笑うかのように軍は若者たちの頭を銃で撃ち抜き、埋葬された被害者の墓を掘り起こした。雇われた囚人を深夜のヤンゴン市街に放ち治安を悪化させ、村や市場を燃やし、NLD党員を深夜に拘束して翌日に臓器の抜かれた遺体で家族に戻す。少数民族が多く暮らす地方では大規模な空爆を実施。クーデター以降、6月末時点で900人近い市民が無慈悲に殺され5000人以上が不当に拘束されている。

そうした国軍の弾圧に屈せず日本を含め世界中で抗議の声を上げ続けるミャンマーの「Z世代」と呼ばれる若者たち。驚くことに彼らの間でロヒンギャに対する謝罪や理解を示す声も広がり始め、軍に対抗して結成された民主派の国民統一政府(NUG)からはロヒンギャ住民をミャンマー市民とする旨の声明も出された。それで問題が解決に向かうような簡単なことではないが、彼らのその勇気に敬意を表したい。

今回の展示を通してラカイン州で出逢った、多くの困難を抱えながらも威厳を持って生き抜くロヒンギャやラカインの人々を知って欲しい。知ることが偏見を減らすことにつながると考える。またひとりでも多くの人にミャンマーの現状に関心を持ってもらえたらと思う。市民は春の革命に勝利し大好きなミャンマーに真の平和が訪れることを心から願っている。

新畑克也

●共催団体など

■共催:無国籍ネットワークユース、NPO法人無国籍ネットワーク、在日ビルマロヒンギャ協会、NPO法人アジアチャリティージャパン、館林市国際交流協会

*共催・後援団体について、今後変更の可能性がございます。その際は改めてお知らせさせて頂きます。

*お問い合わせはstateless.youth@gmail.comまでよろしくお願いいたします。

*写真展に関する情報は随時、無国籍ネットワークユースのTwitterInstagramで更新します。新畑氏のTwitterInstagramと合わせてご確認ください。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
国籍を持たない人、どの国からも国民と認められていない人―無国籍者。私たちの毎日の生活で、無国籍の人々の存在を意識することは稀です。無国籍ネットワークユースは、無国籍者が希望を持てる社会作りに向けて、多くの人々に無国籍について知ってもらうことを目指します。