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【ライブメモ】tacica TOUR 2020 ”aranami” at 2021.06.06 名古屋 BOTTOM LINE

tacica TOUR 2020 “aranami” <2021年振替公演>
6月6日(日)@ 名古屋 BOTTOM LINE
開場17:30/開演18:30(〜20:00頃)

サポートミュージシャン
Drum : 中畑大樹

〈aranami tour 2021年 振替公演スケジュール〉
01. 5月8日(土) 京都 磔磔 ※ 開催見合わせ ※
02. 5月15日(土) 岡山 IMAGE
03. 5月16日(日) INSA FUKUOKA
04. 5月22日(土) F.A.D YOKOHAMA
05. 5月23日(日) 柏PALOOZA
06. 6月5日(土) 心斎橋 Music Club JANUS ※ 開催見合わせ ※
07. 6月6日(日) 名古屋 BOTTOM LINE
08. 6月19日(土) 新潟 CLUB RIVERST
09. 6月20日(日) 仙台 LIVE HOUSE enn 2nd
10. 6月26日(土) 札幌 cube garden
11. 7月4日(日) 東京キネマ倶楽部

会場周辺について

大阪公演が開催見合わせになってしまい、早くもツアーも折り返し。東京を発つ時は小雨が降っていたが、名古屋に着くと止んでいた。太陽も覗いていて湿度もやや高く、すこし歩くと汗ばむほどの気候。初夏です。

会場は地下鉄東山線「今池駅」3番出口を出て0秒なので、アクセスがいい。到着すると、歩道に沿って一直線に入場待機列が作られていた。その列を見たときはそれなりに人がいると思ったが、入場してしまえば思っていたほどではなく、150人ほどだった印象。

個人情報登録、検温、セルフもぎり、手消毒、アルコール提供なし、フロアにスタンディング位置の指定。もうすっかり慣れた新様式。

物販コーナーを横目に入場。なるやんさんがそこにいると、それだけでtacicaのライブに来たことを実感する。安定感と安心感。買うつもりはなくても、ついついグッズのラインナップを確認してしまう。

後方でゆったりと観る人も少なくなく、遅い整理番号だったけれど比較的前方で観ることができた。開場から開演まで1時間あると足腰がきつくなってくるお年頃。椅子がほしいお年頃。

前回はイヤープロテクター(耳栓)を持っていくのを忘れて、やや集中できなかったこともあり、今回は何度も確認して忘れずに持っていったので快適だった。耳を守るの大事だ。

以下、セットリストを含む ネ タ バ レ になるのでご注意を。





セットリスト 【※以下ネタバレ※】

01. インスト
02. GOAT(2015年AL『LOCUS』)
03. 冒険衝動(2020年Sg)
04. アリゲーター(2010年『神様の椅子e.p.』)
05. 贅沢な蝋燭(2011年Sg「命の更新」c/w)
06. 蜜蜂の毛布(2009年『人鳥哀歌e.p.』)
  — MC —
07. aranami (2020年Sg)
08. 掟と礎(2011年AL『sheeptown ALASCA』)
09. タイル(2009年 AL『jacaranda』)★
  — グッズ紹介 —
10. 神様の椅子(2010年『神様の椅子e.p.』)
11. ジャッカロープ(2009年AL『jacaranda』)
12. 象牙の塔(2020年Sg「aranami」c/w)
13. その日、一日。(2011年AL『sheeptown ALASCA』)
14. ねじろ(2021年配信)
en.01) Space Folk(未音源)
en.02) 人鳥哀歌(2009年『人鳥哀歌e.p.』)

柏のセトリと同じかと思いきや、「タイル」が純増されていた。本編が終わったのが19:47で、アンコール含め終演が20:00頃。MCが少ないわけでもなかったので時間的にもぴったり収まっていた感じ。

「GOAT」の後に間髪入れずベースが鳴り響いて「冒険衝動」が始まったため、おやおや!?と思って、お三方を代わる代わる見つめてみたけど焦っている様子はなかった。柏では小西さんが間違えていたけれど、今回はそれがデフォルトになった模様。

感想やMCなど

猪狩さんには珍しくカフェオレっぽいベージュのTシャツに黒のパンツ、白のコンバース。小西さんは黒Tシャツにデニム、ネイビーのキャップ。

横浜公演の時に黒のグレッチにニコちゃんマークのステッカーが貼られていたのを確認したけど、今日は白のギターの方にも同じものが貼られていたのを確認。加えて、"禰󠄀豆子的なピンク色の何か" のステッカーも貼られており、終始気になって目を凝らしたものの視力の限界で見えず。

「アリゲーター」で小西さんが少し前に出てくるのが好きだし、歌詞で〈さあ〉が増えているのが好き。それでいうと、「タイル」の最後、〈僕の 心臓の音〉になっているのが良い。

・ゆるいMCから一転して、「神様の椅子」で鋭いボーカルに入るのすごい。猪狩さんの切り替え力に、いつも驚かされる。

・どの曲も集中して聴いていたのだけど、特に「象牙の塔」には没入して聴き入ってしまっていた。歌詞を噛みしめるように聴いた。

「人鳥哀歌」はイントロの第一音から会場の空気がふわっと沸くのが感じられるから、やっぱり強い。tacicaのライブの定番曲であり代表曲なのだと改めて感じた。そして今日は、中畑さんが叫ぶと同時に、小西さんのキャップが飛んだ!

・時に、「DAN」がツアー序盤以来、聴けていなくって、本ツアーのどこかでまた聴きたいと思うのです。例えば、ツアー最終日の東京公演とか!

・猪狩さんの最初のMC。「髪の毛を切るのが億劫で切ってなくて、リハの時に前髪が口に入るので、ハサミを借りて切ったんだ」と告白すると、会場からは「えぇっ」とざわめきの声が。「だから調子いいです、ありがとう」と締めくくられて笑った。確かに伸びたね、猪狩さん。

・京都と大阪公演が見合わせになったことに触れ、「感情が忙しいツアーです」と。猪狩さんも言ってたけど、個人的にも、大阪府の平日は有観客でもOKだけど土日は無観客というルールは非常に謎だ。

・自動販売機で売っている出汁を小西さんが買って、楽屋で「うまいうまい」と飲んでいた、という話。「楽屋がおばあちゃんちみたいになっちゃう」と猪狩さん。「ライブが終わったら俺ら買って帰るから、みんな買わないでね。売り切れちゃう」と釘を刺していて笑った。(しかもこれを言ったのが、最後の曲「人鳥哀歌」を歌う直前だったのもまた拍車をかけた)

・それに関連して、猪狩さんが家でカルピスの原液を炭酸水で割ってみたらしく、「こりゃうまい!大発見だ!って思ったけど、普通にカルピスソーダじゃん」とオチがついたところでさらに、「小西、その出汁を炭酸水で割ればいいじゃん」と無茶な話を投げて「曲やります〜」ってなった。

MCからとてもいい雰囲気であることが伝わってくる。

新幹線でおいしいビールが飲みたい!