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【ライブメモ】tacica Hearts 25th anniversary 『LUNKHEAD and tacica』 at 2024.05.30 西川口Hearts

Hearts 25th anniversary 『LUNKHEAD and tacica』
2024年5月30日(木)@西川口Hearts
18:30開場 / 19:00開演
※配信有り!

サポートミュージシャン
Drum : 中畑大樹


セットリスト

01. アリゲーター(2011年AL『sheeptown ALASCA』)
02. ゼンマイ(2008年AL『parallel park』)
03. アロン(2022年AL『singularity』)
04. 某鬣犬(2009年AL『jacaranda』)
05. ハイライト(2011年AL『sheeptown ALASCA』)
06. ordinary day(2018年Sg)
07. aranami(2020年Sg)
08. 人鳥哀歌(2009年『人鳥哀歌e.p.』)
09. 荒野を行く(2023年miniAL『YUGE』)
10. 熱帯夜(2007年miniAL『Human Orchestra』)

tacicaが先攻。19:00〜19:58のたっぷり1時間、たっぷり10曲。TLFPのアンコール曲を凝縮したようなセトリ。余韻を楽しむようなメンツで楽しかった。

会場のことなど

くもり。台風接近中。西川口駅の東口を出て、右手方向へ。コインロッカーは東口をでて少しだけ左に行ったところにあった。現金のみ。400円。古びていてちょっとこわかったけど、問題なく使えた。会場ではクロークが用意されていたっぽい。

どっちが先に演奏するんだろうと思いながら開場を待っていたが、どうやら出演時間が旧ツイッターに書かれていたようだった。

二日前に猪狩さんの弾き語りで、今日バンドとしてのライブ。平日のライブ続きで気持ちが忙しない。小西さんのブログによるとこのあとはしばらく開くみたいな雰囲気だった。次は、中畑さん50祭か。

入場すると、いつものところにペンギン様がいた。猪狩さんの足元はメカメカしくて、なにがなんだか全然わかんないけどカッコイイ。光っててきれい〜っていう素人の感想。

ステージが近い。客席との間にポールがあるだけでゼロ距離。

感想など

入場曲はいつものやつ。TLFPでは無音だったので、お久しぶり。

猪狩さんは、ニールヤング黒Tシャツ、黒のパンツ、コンバース的なやつ。小西さんは、LOSTAGEの黒Tシャツ、黒のワイド目のパンツ、ブーツ、赤のキャップ。

アリゲーターはイントロでわっくわくする曲のひとつ。中畑さんのドラムがちょいちょい手数増えている風でアガる。

からの、ゼンマイで驚いた。そんなふうに始まるのか!と。TLFPでずっと聴いていたけど、どこか新鮮で、どこか不思議な感じ。

アロンはついつい中畑さんをガン見してしまう。一体何がおこなわれているのか混乱したままいつも終わる。すぎょい。軟体動物化する小西さんと猪狩さんの左手も見逃せない。

全体的にMC少なめ。「25周年に呼ばれて最高です。ずっと続けているとご褒美みたいな日が、やっぱりあるんだなと思います」と猪狩さん。

ハイライトからの、ordinary dayordinary dayは弾き語りも含めて、ここのところずっと欠かさない曲。

aranamiの歌詞が、〈叩き込まれて〉になっていてわあ!となったし、その前のフレーズも変わっていたような。(配信で観直すと、〈叩き込まれていっぱいの頭〉で、その直前はゴニョゴニョ歌っていた…!)

人鳥哀歌はキラッキラしてる。いつ、何度聴いてもかっこいい。配信で観直すと、ここでも中畑さんの手数が増えてて良い。

ベテランの曲たちの中に荒野を行くがいるのが良い。配信を観ていて気づいたけど、〈度胸〉〈勇気〉に変わっている! おや?とおもって巻き戻したじぶんの直感に驚く。そしてさらに、〈ほんの少しの涙を糧に生きる〉が、〈ほんの少しの涙と共に生きる〉に。こういうアップデートが楽しい、嬉しい。

ラストは熱帯夜。TLFP以来、締め曲の風格をまとっていて、楽曲が育まれる過程を見た心地がする。アウトロかっこよ!

ライブ全体を通じてドラムの聞こえ方がちょっと違った気がして、ギターやその他の音とのバランスなのか、かなり前面に聞こえた。見る場所にもよるのかもしれないけれど。

LUNKHEADのパフォーマンス含めて、21:35ころ終演。2組の対バンだとそれぞれたっぷり楽しめて良い。

終演後、物販に猪狩さんと小西さんも立っていた!なるやんさんほか、チームtacicaのみなさんも。わーーっとこわくなって、みなさんを横目にそさくさと撤退した。


新幹線でおいしいビールが飲みたい!