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【ライブメモ】tacica猪狩翔一『CUE』 at 2024.05.28 下北沢DaisyBar

Shimokitazawa DaisyBar pre.『CUE』
猪狩翔一 (tacica) / 仲川慎之介(時速36km)
2024年5月28日(火)@下北沢DaisyBar
19時開場/19時半開演


セットリスト

01. ぼくら(2023年miniAL『YUGE』)
02. 私服の罪人(2011年AL『sheeptown ALASCA』)
03. 中央線(2019年AL『panta rhei』)
04. ordinary day(2018年Sg)
05. ネバーランド ※僕が今日の日を忘れなくても〜
06. 物云わぬ物怪 ※もう瀕死の太陽からあと何を貰おうと〜
07. 不死身のうた(2011年AL『sheeptown ALASCA』)
08. ダンス(2022年AL『singularity』)
en. Silent Frog(2008年『parallel park』)

猪狩さんは二番手。20:27〜21:15まで、アンコール入れて終演したのが21:23。

会場のことなど

荒天。雨はポツポツ降っていて、強風。湿度もあって不快な感じ。でももっと横殴りの雨かと想像していたのでそこまで酷くなくて良かった。

久しぶりの下北沢、初めての会場。地下1階。18:55に整理番号を呼び出して整列。QRコードをかざして、ドリンク代600円払って入場。

椅子あり。こぢんまりとした箱。ステージとの距離も近い。一列8名ほど。かなりミチミチ。

Twitter(現X)ではリハ動画をアップする試みも!

https://x.com/shouichi_igari/status/1795381270270345443
※なぜか埋め込めないのでURLを置いておきます…

感想など

猪狩さんの服装は、OASISの黒Tシャツ、デニム、ニューバランス、眼鏡なし。スタンディング歌唱。水とアイスコーヒーのペットボトル。

歌う前に、「仲川くんから『ライブ前にやるルーティンとかあるんですか?ストレッチとか』と聞かれたけど、そういうジンクスみたいなことはやらなくなったんだよね、と答えたのに、いま出てくる前に無意識にストレッチしてて、じぶんでこわくなっちゃった」という猪狩さんのホラー話から始まった。

ぼくらから始まると、弾き語りライブっぽさがある。下北沢で荒天だと、ダンスを初披露したライブを思い出す。

「どうですか、梅雨前線感じてますか」「“ばいう”と読むか、“つゆ”と読むか。同じ意味なんだから、どっちかに統一してほしい」というMCをしていたけど、それでいうと、私服の罪人は、「ざいにん」だとずっと思ってたけど、まさかの「つみびと」だった、ということがある。読みかたってむずかしいね。

「仲川くんの歌詞の中にも出てきたので」と、中央線。ノドの上下運動を凝視。汗だくだった。

久しぶりの物云わぬ物怪!これは嬉しい。この歌詞の内容って、DANLEOの“やるっきゃない!”というこことつながっている気がしている。映画『君たちはどう生きるか』に触発されているのかなとも思いつつ、でもだいぶ前に作ってあったデモテープが出てきた、とも言っていたと思うので時間軸的に違うのかなとも思いつつ。

不死身のうた。一番は指ではじいて、二番からピックで弾くのに譜面台を探すけどピックが見当たらず、サイドテーブルに置いてあるのを見つけてニヤリとしててお茶目だった。

ネバーランド不死身のうたダンスは、イントロの音階?が近いのか、シームレスな感じ。

アンコールは、「仲川くんが挙げた好きな曲の中にもあったので」とSilent Frog

猪狩さんが弾き語りで、自身の憧れの人と共演したように、きょうは猪狩さんが憧れられる存在であって、そういうめぐりめぐる感じが良かった。

tacicaファンの仲川さん!

共演の仲川さんは超tacica好き。猪狩さんとは、2020年2月の弾き語りライブで共演していて、それ以来の二度目。前回は馬鹿をカバーしていたけど、「tacicaの曲を5曲ぐらい歌いたい」とか「一番好きな曲がたくさんある」と言った発言だけでなく、カバーした曲がHELLO FAMEだったり、好きな曲として挙げたのもnameとかフラクタルSilent  FrogFrom the Gekkoとかファンだからこそ出てくる楽曲ばかり。

なにより着古してよれよれになったLOCUSのTシャツを着ていて、登場した瞬間に、最高!って思いました。「高校1年か2年くらいのときに買ったんだよね〜」と。

猪狩さんが演奏しているときも、ステージしもての入り口のところから聞いたり、ステージサイドから見たり、ほんとうに好きなことが伝わってきて素敵でした。


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