見出し画像

【ライブメモ】tacica猪狩翔一『LIVE is peachy』 at 2023.06.18 someno kyoto

LIVE is peachy
2023年6月18日(日)@someno kyoto
17:30開場/18:00開演
大柴広己 / 猪狩翔一(tacica)/ 大濱健悟 / <O.A 六軒理助>
※当日券あり
※生配信(アーカイブ)有り

会場周辺について

東京は梅雨の中休みといった感じで、この週末は気持ちのいい快晴。暑い。もはや夏。気温も上がってとても暑い。京都もくもりだけど気温は高くて暑かったけど、直射日光がない分、過ごしやすい。

ライブ会場の最寄駅は、四条河原町。京都駅からバスで15分ほど。訪日観光客がめちゃんこ多かった。

会場の入口に、17:10ころから整列開始する旨、張り紙があった。検温と電子チケットの確認。別途、整理券をくれて、ちょっとだけ離れたところに整列。スタッフさんが指示出して整列してくれて安心感があった。

入場すると物販に猪狩さんがぽつん。会場に入って猪狩さんがいるとビビる。目を背けてしまう。どうやら、なるやんさんは不在。猪狩さんは自分の出番まで物販のところで見ていたようだった。

オープニングアクトの方が18時からスタートして3曲ほど。トップバッターの方は40分弱歌い、19時過ぎに猪狩さんのセッティングが始まった。

前日に公開された喋る鹿と、Twitterであらかじめ「物販はオープンからスタートの時間まで」とアナウンスがあったので、てっきりトップバッターかと思っていたら2番目だった。

セットリスト

01. ぼくら(2023年 カセットテープに収録)
02. 冒険衝動(tacica 2020年Sg)
03. 新曲 ※悲しいことがあったらさちゃんと泣けるようにできてるはず〜
04. ディスコード新曲) ※吸って、吐いて〜
05. LEO(tacica 2014年Sg)
06. ダンス(tacica 2022年AL『singularity』)

19:09-19:46。3月の弾き語りワンマンで初披露した〈吸って、吐いて〜〉の楽曲のタイトルが「ディスコード」であることがさらっと発表された。さらに、おとといできたという新曲も初披露。

感想など

猪狩さんの服装は、グレーのTシャツ、デニムロールアップ、白のソックス、アディダスのスーパースター。メガネあり。
水とクラフトボスのアイスコーヒーのペットボトル。
楽譜のファイルは、黄色のやつではなく、無印良品っぽいクリアタイプのもの。

someno kyotoは音がめちゃくちゃいい。これまでも弾き語りなのに音量や音圧がすごいというイメージはあったけど、喋る鹿で「音がいいんだよね」と言っていたのを聞いて、改めて認識した。音が大きいだけじゃなく音質もいい。喩えるなら、ヘッドフォンで聴いているかのような音の密度感と包まれ感。超ハイレゾリューション。弾き語りライブって基本的に贅沢な時間だと思うけど、より一層、それを感じた。

「大島さんは初めて会うけど前から知っているような感覚がする」とか、「オープニングアクトの子も好きだよ、ほっとけない感じで」とか、共演の大濱さんが物販を持ってくるの忘れたという話を受けて、「開場時間からずっと一人で物販やってて、こんなんだったら物販忘れてくればよかったな〜」とか、前からの流れをしっかりと受けてMCをする猪狩さん、すごい。最近、その傾向が顕著。

ビルボードの告知も、「(新幹線で)一駅だもんね、あ、二駅か。よろしくお願いします」とか。

「弾き語りは、新曲をやるのが醍醐味」と言って、おとといできた新曲を披露。なんとなく、ほんとうになんとなくだけど、無理矢理カテゴライズするなら、nameとか中央線ぽい雰囲気だなと勝手に思っていた。(けど、アーカイブを観たらそういう感じでもなかった……)

もう一つの新曲、ディスコード。タイトルが初めて判明。次のtacicaの新曲なのでは、と勝手に期待している。なんとなく、冒険衝動がtacicaとしてリリースされるときの前兆に似ている気がしている。曲としての完成度とか演奏の慣れ具合とか。(個人の感想です)

猪狩さんが3月くらいから体調悪く長引いていて、病院行ったら異常はなくって、別の科を紹介されたりしていたよう。医学には、西洋医学と東洋医学があるけど、東洋医学、つまり漢方を試してみたらそれがよく効いたということだった。「いろいろあるんだね」っていうそれだけの話なんだけど、それを少し前にマネージャー(なるやんさん)に話したところ、「猪狩さん、僕、このまま聞いていていい話ですか!?」って言われたらしい。会場中が爆笑して安心したけど、われわれも途中までけっこう慎重な姿勢で聞いていたよ。

最後にダンスを歌って締め。猪狩さんの弾き語りはいつだってあっという間だ。

帰りも、四条河原町から京都駅までバスで移動。バス停の場所が複雑でいつも迷う。しかもバス停に長蛇の列。けれど、5分おきくらいにバスが出てるっぽくてそれほど待たずに乗れた。バス移動って苦手だけど、ちゃんと調べればいける気がした。

おまけ:京都観光

京都駅からほど近い「京都水族館」と、京都駅ビル・伊勢丹10階のラーメン街で猪狩さんが食べたというラーメン屋「麺屋たか松」へ。遠征時に観光をあまりしない性分だけど、なかなか楽しくって満足度が非常に高かった。

昼どきを外したのもあってか、15分ほどで入れた。
全粒粉麺ということもあってラーメンというより蕎麦の風味で、だけれどもつけ麺なのでラーメンっぽくもあり、味変なんかも楽しんでいたら、いつの間にか完食してた。また行きたい。
水族館の目当ては、おペンギンさま。
タイミングよく、食事シーンが見れた。
くらげは幻想的で、
きれい!とか、かわいい!と思う一方で、
ぐろいとかきもいといったものとも表裏一体で、
なかなかに
神秘的であった。
ちんあなご先生もよくよく見ると
けっこうこわい。

新幹線でおいしいビールが飲みたい!