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【ライブメモ】tacica TOUR 2020 ”aranami” at 2021.06.19 新潟 CLUB RIVERST

tacica TOUR 2020 “aranami” <2021年振替公演>
6月19日(土)@ 新潟 CLUB RIVERST
開場17:45/開演18:30(〜20:00頃)

サポートミュージシャン
Drum : 中畑大樹

〈aranami tour 2021年 振替公演スケジュール〉
01. 5月8日(土) 京都 磔磔 ※ 開催見合わせ ※
02. 5月15日(土) 岡山 IMAGE
03. 5月16日(日) INSA FUKUOKA
04. 5月22日(土) F.A.D YOKOHAMA
05. 5月23日(日) 柏PALOOZA
06. 6月5日(土) 心斎橋 Music Club JANUS ※ 開催見合わせ ※
07. 6月6日(日) 名古屋 BOTTOM LINE
08. 6月19日(土) 新潟 CLUB RIVERST
09. 6月20日(日) 仙台 LIVE HOUSE enn 2nd
10. 6月26日(土) 札幌 cube garden
11. 7月4日(日) 東京キネマ倶楽部

会場周辺について

ツアーも後半戦。前回の公演から2週間だけど、とても長く感じた。それだけ日常が過酷ってことなのか。

東京は雨。降ったり止んだり。新幹線が新潟駅に着く少し手前では、雲の切れ間から青空が見えたが、到着してみるとこちらも変わらず降ったり止んだりの曇天。時折、強い風も吹いていた。

会場は駅から徒歩5分程度とのことだったが、念のため場所の確認に行く。迷わず到着。入り口の貼り紙の写真を撮っていると、中から中畑さんが出てきて一瞬目が合ってしまった。自分はツアーTシャツを着ており、ひと目でファンとわかる風貌だったため恥ずかしかった。隠れたかった。

個人情報登録、手消毒、検温、立ち位置指定。ドリンク代は300円と破格。アルコール飲みたい人は+200円で飲める。他のライブハウスではなかなか無いとてもいいシステム。

岡山公演と同じくらいのキャパ感。人数減らしたフルで50〜60名ほどのキャパに対して、40名くらいか。

開演10分前くらいになるとステージになるやんさんが登場。ベースとギターのチューニングをしていた。つまりローダーさんは不在だった。

会場の特徴としては、照明が珍しかった。20個ほどの電球が集まってひとつのスポットライトになっていて、すべて同じ色で点灯させられるだけでなく、それぞれ異なる色でも点灯できるので、曲によっては虹色のようなカラフルな組み合わせもありおもしろかった。

あと、スピーカーの設備なのかPA的な調整のたまものなのか、全体的に音がマイルドに感じた。イヤープロテクター(耳栓)をしているとやや音圧が低い感じ。していなくても、それほど耳にダメージを受けなかったかも。後半は片耳だけ外していた。

以下、セットリストを含む ネ タ バ レ になるのでご注意を。








セットリスト 【※以下ネタバレ※】

01. インスト
02. GOAT(2015年AL『LOCUS』)
03. 黄色いカラス(2008年『黄色いカラスe.p.』)
04. 冒険衝動(2020年Sg)
  — MC —
05. ハイライト(2011年AL『sheeptown ALASCA』)
06. 贅沢な蝋燭(2011年Sg「命の更新」c/w)
  — MC —
07. aranami (2020年Sg)
08. タイル(2009年AL『jacaranda』)
09. 掟と礎(2011年AL『sheeptown ALASCA』)★
  — グッズ紹介 —
10. LEO(2014年Sg)
11. ジャッカロープ(2009年AL『jacaranda』)
12. 象牙の塔(2020年Sg「aranami」c/w)
  — MC —
13. その日、一日。(2011年AL『sheeptown ALASCA』)
14. ねじろ(2021年配信)
en.1) Space Folk(未音源)
en.2) 人鳥哀歌(2009年『人鳥哀歌e.p.』)

・本編18:30〜19:49、アンコールで20:00頃終演
横浜公演をベースに、「掟と礎」が追加されたセトリ

感想など

猪狩さんは黒のTシャツ(ベートーヴェン)に黒のパンツ、白のコンバースというお馴染みスタイル。小西さんは白のTシャツで、被っていたキャップはおそらく名古屋公演と同じやつ(文字が小さくて視力の限界)。なので、猪狩さんがお試しで作ってみたという"HURRYBOAT"キャップ。

このツアーでなんとなく気にしている、猪狩さんのギターに貼られたステッカー。なんとそれがすべて、きれいさっぱり無くなっていた!黒のグレッチも、白のギターも。今後の動きに注目したい。

猪狩さんの楽曲の最大の理解者、さすが小西さんだなー!!と「LEO」を聴いていた改めて思った。ベースラインがとてもキャッチー。この2人が作るから、tacicaの曲になるんだよな。

「その日、一日。」の冒頭の叫びがたまらない。これぞ、猪狩さん。ぞくぞくする。奇跡みたいなボーカルだとライブに来るたびに思う。ここまで自分に刺さる男性ボーカルの声質って、他にいない。ほんとうにありがとうございます。

「ジャッカロープ」のギターソロも相変わらずかっこいいし、やっぱり「象牙の塔」は特に全集中で聴いちゃうし弾き語りからの進化に感嘆しちゃうし、「ハイライト」が聴けると嬉しくなっちゃう。

MCメモ

・新潟に来るのは5年ぶりだったよう。

・aranamiという曲を作ったときには、まさか(世の中が)こんなふうになるとは思わなかった。俺のせいなんじゃないかと思っちゃう、と猪狩さん。

・「ツアーなんだけど2週間空くのでエンジンがかかりにくい。……あ、今はもちろんエンジン全開だよ???あぶないあぶない。エンストするところだった。曲をやろう。」というおもしろい流れも。

・小西さんが開演時間を勘違いしていた話。開演3分前(小西さん的には開演15分前という認識)に、ゆっくり着替えて丁寧にシャツを畳んでいるのを猪狩さんが見て、「こいつ余裕だな……」と。

・中畑さんが緑黄色社会に間違えられた話。前入りした日に、中畑さんと猪狩さんが行った、楽器屋「あぽろん」の店員さんに間違えられたらしく、「俺もまだまだだな…笑」などとおっしゃっていた。その話の流れで猪狩さんが、「昨日Mステ出てたよね?来れんの?来れるか。機材車じゃないのか」とか、小西さんが「機材車でも、Mステ終わりで出ても来れるね」とかそういった話も。このエピソードは「喋る鹿」でも語られるかな。

・喋る鹿といえば、猪狩さんが略して「べるしか」と言っていて業界人みがあった。使っていこう。

・「5年ぶりにならないようにまた来ます」という猪狩さんの言葉で締めくくられた。

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帰りの新幹線、ときMAX。「デッキにSOSボタンがあるので緊急時には押してください」という車内アナウンスを何とは無しに聞いていて、ふと、人生にもそういう物理ボタンがあれば、SOSは見逃されないし見逃さないよなーなどと思った。

あと、久しぶりに乗った上越新幹線に次にまた乗るときのための教訓。

「すべての新幹線にあると思うなAC電源」

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新幹線でおいしいビールが飲みたい!