【ネ タ バ レ】【ライブメモ】tacica TOUR 2023 “ソコハカ” at 2023.04.08 新横浜NEW SIDE BEACH!!
tacica TOUR 2023 “ソコハカ”
2023年4月8日（土）＠新横浜NEW SIDE BEACH!!
開場16:45／開演17:30
※当日券有り
※オールスタンディング
※マスク着用声出しOK
サポートミュージシャン
Drum : 中畑大樹
〈tacica TOUR 2023 “ソコハカ”〉ツアー日程
01. 4月8日（土）新横浜 NEW SIDE BEACH!!
02. 4月15日（土）福岡 DRUM SON
03. 4月16日（日） 岡山 YEBISU YA PRO
04. 4月22日（土）仙台 MACANA
05. 4月29日（土）大阪 umeda TRAD
06. 4月30日（日）名古屋 BOTTOM LINE
07. 5月6日（土）東京キネマ倶楽部
会場周辺について
天気は曇り空。風も強く普通に寒い。次第に、ポツポツ雨も降り始めた。
会場の入り口には、「公演日限定ラジオ」と、公演日ごとに1名に当たる「スペシャルカセットテーププレゼント」のQRコードが掲示されていた。（
どちらもFC鹿の仔限定コンテンツ）
公演日限定ラジオは、再生すると巻き戻しも一時停止もできず、尺も表示されないので喋る鹿のように2時間あったらどうしよう…とドキドキしたけど、15分ほどだった。ゲストに中畑さん！ FC限定コンテンツのため内容は割愛するけど、ツアーに全く関係のないゆる〜い雑談。こゆとこ、好き。
スペシャルカセットテープのプレゼントは、スペシャルサイトにいたカナリヤが逃げ出した、という設定。てっきり血眼になって探さないといけないと思ってたから安心した。各公演1名のみ。当たる気がしない。何が収録されているのだろうか！！！ 当選した人、教えてくださいませ！！！
14時からグッズの先行販売。買うアイテムに目星をつけていたものの、実物を見るとけっこう良さげなものが多かった。タオルの素材が今回初めての「ガーゼタオル」というもので、いつものものとは違う手触り。デザインもかわいいので買ってしまった。スウェットも着ている人を見ると欲しくなってきた。白のTシャツも、かわいいのよねぇ。
会場にコインロッカーは無く、クロークタイプ。だけど、すぐ横の横浜アリーナの入口周辺に2箇所ほどコインロッカーがあるので、そこに預けると良さそう。¥400と¥500があります。
開場時間16:45の5分ほど前から、整理番号順に整列。一応、検温があった…。ドリンク代¥600を支払い、入口でドリンクを受け取り、中へ。
この禍になってから開演時間がほぼ17時半なので、なにげにとてもありがたい。首都圏の公演だと気にしないけど、遠征時にはその恩恵が大いにある。
オールスタンディング。マスク着用で、声出しOK。
NEW SIDE BEACH!!での公演は昨年のベストアルバムツアーdear, deersぶり。
以下、ネタバレ
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セットリスト ※ネタバレ※
01. vase（2013年AL『HOMELAND 11 blues』）
02. 発熱（2016年AL『HEAD ROOMS』）
03. aranami（2020年Sg）
04. サイロ（2016年AL『HEAD ROOMS』）
05. JADITE（2011年AL『sheeptown ALASCA』）
06. 金糸雀（2023年配信Sg）
07. デッドエンド（2022年AL『singularity』）
08. BROWN（2022年AL『singularity』）
09. ordinary day（2018年Sg）
10. ハイライト（2011年AL『sheeptown ALASCA』）
〜グッズ紹介〜
11. From the Gekko（2013年AL『HOMELAND 11 blues』）
12. 不死身のうた（2011年AL『sheeptown ALASCA』）
13. タイル（2009年AL『jacaranda』）
14. SUN 太陽（2012年miniAL『jibun』）
15. DAN（2013年AL『HOMELAND 11 blues』）
en01. ウソツキズナミダ（2008年AL『parallel park』）
en02. バク（2008年AL『parallel park』）
新旧の作品を絶妙に織り交ぜたセットリスト。これまでの作品から満遍なく選曲されているもののそれでもやっぱり選ばれない曲はあり、作品数が多いから致し方ない。（panta rheiのアルバム曲は今回も選ばれず！涙！）
17:35にスタートして19:11に本編が終わり、アンコール含めた終演は19:27。
感想など
猪狩さんの服装は、黒のTシャツ（LISTEN TO BOB）、黒のパンツ、白のコンバース。アンコールでは、白のツアーTシャツに着替えていた。
小西さんは、ネイビーのデニムっぽいキャップ、集う鹿の黒のロンT、デニム、ブーツ。
1曲目はなんだろうなんだろうと思ってて、金糸雀のイントロから始まったらそのまま金糸雀だと思ってたけど、そうではなく。aranami tourから？使われている入場曲（去年のMerry Rockでも確か流れていた）だったので、別曲だと確信。
で、vaseからスタート。歌うと思ってたーーー。直前に聴いていた。久々のライブだと歌われがちのライブ定番曲。からの、発熱。この勢いがいい。
ここで一旦、MC。猪狩さんがたぬきちの散歩中にアオダイショウに遭遇したエピソードを語ると、中畑さんが「あったね〜、横浜で蛇！」と相槌を打ったのに、猪狩さんはキョトン。去年のsingularity tourの横浜公演の日に、蛇が逃げ出したけど屋根裏で見つかったというニュースがあって、当時その話をしたことを猪狩さんはすっかり忘れていた模様。
3曲目、aranamiのイントロでベースが入ってこなくて、一時停止。小西さんがタイミングを誤ったのかと思いきや、機材トラブルで音が出なかったよう。スタッフさんが出てきていろいろと調整。その間、猪狩さんがアオダイショウの話をより詳細に語ってつないでいた。5分弱、あれやこれやとスタッフさんが原因を特定し、無事セッティング完了。
中畑さんの煽りもあって、会場が盛り上がるなかで、aranamiがスタート。この曲は泣いてしまう。まさにNEW SIDE BEACH!!で初めてライブした2020年のdear, deer公演で初めて聴いて、初めてガチで泣いた曲。私生活でいろいろあって大変だった時期。そんな日々のことを思い出していた。歌い出しの〈生きていくなら〜〉がいつも刺さって抜けない。
公式Twitterでスタジオリハの動画が公開されていたサイロ。この曲はむちゃくちゃ久々なのでは。懐かしみが深い。JADATIEも久々に聴いた。としくんを思い出すよ。
金糸雀はここ数日ずっと聴いていたので、始まった瞬間に心が躍った。絶対演る曲だと分かっていても嬉しい。猪狩さん、小西さん、中畑さんの演奏を順番に見ては、目に焼き付けていた。この曲好きだわーー。
からの、ギターチェンジをせず始まったのがデッドエンド！！ 歌ってほしいと願っていたけど心の準備ができぬまま始まったので、不意を突かれたかたち。たまたま自分が毎朝再生しているプレイリストが金糸雀〜デッドエンドなので、妙に嬉しかった。
グッズ紹介。小西さんが、ここ数年ずっと声出ししちゃいけなかったから、久しぶりに観客のリアクションがあって良かったと言っていた。
From the Gekkoはなんだかんだ好きなんだよな。集う鹿ぶり。王道っぽさがいい。不死身のうたは、リリース当時は出だしの暗い感じが苦手だったんだけど、ライブで聴くうちに好きになった。tacicaはライブを経て好きになる曲がたくさんある。
黒のグレッチをツアーに連れて行きます、と鹿の仔ブログで書いていたので、歌うだろう、歌ってほしいと願っていたDANを、本編最後に演奏。何度聴いたって好きなんだ。グレッチはメンテナンスに出していた？のか、裏側が以前よりも濃い木目の色、ウォールナットっぽい色味になっていたような気がする。（真偽は定かではない）
アンコールはウソツキズナミダとバク。ウソツキズナミダって、めちゃくちゃ久々なのでは！！アレンジが素敵だった。アンコールは日替わりで変わりそうな予感。（予想）
MCのメモ
NEW SIDE BEACH!!はこの禍になって、初めて少数の有観客＋配信ライブをやった場所。この3年間のいろいろな感情を思い出す場所で感慨深いと、猪狩さん。個人的にもこの3年、いろいろあったのでここに来るたびにいつもいろいろ思い出す。
なんのMCだったか、小西さんに対する拍手が大きいねと中畑さんが言うとすかさず猪狩さんが「それおれ傷つくやつ」と、ややハイコンテクストなコメント。笑った。
中畑さんがちょっとしたいじりも含めて「小西くんのそういうところ好きだよ」と言うと小西さんは真正面から「ありがとうございます！」と受け止めることに対して、猪狩さんが「恥ずかしげもなく真っ直ぐに受け止めるのやめてくれない？笑」とつっこみ、でも続けて、小西さんのそういうところが「最高だよ」と言うと、中畑さんが「猪狩くん、ツンデレのお手本みたいだね！！」と言って会場が沸き、二人ははにかんでた。なんて最高なバンドなんだ。
声出しがOKになって、まだ感覚が戻っていないので、それを確かめに全国に行ってこようと思います、という猪狩さんの言葉が最高だった。会場が沸いた。
ここから5月6日の東京公演まで1ヶ月。セトリに変化はあるのかどうなのか。とても楽しみだ！！！
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