バカンス

バカンスまたはヴァカンス(仏: vacances)は、主としてフランス人の長期休暇の過ごし方、もしくはそれを意識した長期休暇の呼称。

Wikipedia

バカンスはイタリア語では「ヴァカンツァVacanza」。語源はラテン語で「ヴォートVuoto」。意味は「空っぽ」です。つまり、何も無い状態であることを意味します。

(↓こちら出典。)

この語源から考えるなら,ゴールデンウィークをバカンスと呼べるような事態はかれこれ十数年ぶりになるだろうか。
部活に追われていたような記憶がざっと10年前,勉強に追われていた記憶が2,3度ほど,サークルに追われていた記憶は割と新しい。


新年度になって変わったことが色々とある。たとえば友だちが減ったこと。別れの数に対する出会いの数が少ない春だったので,こうなるのは当然。あの人は元気にやってるだろうかと思いを馳せることが,今月は結構多かった気がする(これ,基本的に過去に無頓着な傾向にある自分にしてはかなり珍しいこと)。

新年度になって変わったことその2。というかこれは変えたことだけど,意図的に「頑張ることの数」を減らした。
頑張ること,リソースを割かなければならないことが多すぎる状況が,私はどうにも苦手だ。たくさんのことが降りかかった結果(まるで被害者のように言ってるけど自分のせい),他人に迷惑をかけたなと感じた経験も何度かした。
ここ最近は頑張ることの数を減らし,具体的に言うと所属する組織の数をできる限り減らしたその結果,案の定とても生きやすい。自分のために時間を使えている実感がある。もちろん義務が減った分の浮いた時間の有効な使い方についてまだまだ課題はあるけど。

この話,2年前に書いたnoteと言ってることがあんまり変わらないというのがなんとも笑えてくる。それでも無理矢理成長ポイントを見つけるとするなら,少々今の方が前向きな選択をしている気がするところくらいかな。


そんなわけで頑張ることの数を減らした結果,語源どおりの空っぽのバカンスを手に入れることができた,という話に戻ってくる。
空っぽだからって無意味にしたいわけではないので,適度に外に出たり,読まなきゃいけないものと読みたいものを半々くらいの割合で読めたりしたらいいかなと思っている。


こっからはバカンスを終えた先の自分のための備忘録。

4月,全体的に調子は悪くなかった。むしろ良かった。去年が色々とひどい時期が多かったのと比べてそう見えるだけかもしれないけど。
5月に揺り戻しが来るような気がしている。俗に言うところの5月病か。いやちょっと違うか?
いずれにせよどっかでガタっとくる気はするので,まあどうにか頑張れ(杞憂ならそれでよし)。

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