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心の盾であり、ふわふわのクッションであり。


これは、大切にしたい言葉であり、美しい言葉であり、刺さる言葉たちの記録。

すきが幼稚だったらそのすきは偽物なの

お耳に合いましたら/高村美園

そういう季節だったんだと思う 大人すぎる

お耳に合いましたら/須藤亜里沙

作中の文脈とはすこし変わるけど、人生の風向きがつらくて、疲れてしまう時、人生における「季節」だと思うことで救われたことがある。

放っておいても人は死ぬし、女と寝る。そういうものだ。

風の歌を聴け/村上春樹

男にとっての女なんて、そんな程度のものなのだから、深く考える必要はないんです。

「君が山羊、僕が兎、時計は君の心さ。」

風の歌を聴け/村上春樹

他人の家で目覚めると、いつも別の体に別の魂をむりやり詰めこまれてしまったような感じがする。

風の歌を聴け/村上春樹

あの言語化できない違和感が、スッと理解できた。

1人でも大丈夫だけど、誰かに大事にされたい

大豆田とわ子と三人の元夫/大豆田とわ子

もう遅いよ。
どこを好きだったか教える時は、もうその恋を片付けるって決めたときだよ。せっかく自分だけが見つけた秘密だったんだから。

大豆田とわ子と三人の元夫/三ツ谷早良

いいんですよ。あの方が思い出になるじゃないですか。

大豆田とわ子と三人の元夫/小鳥遊大史

これ、たった一言だけど、本当に素晴らしくて。
作中の意味合いはもちろん、これを発言した人間の人物像というのも相まって、あまりに良すぎる。

結局君のことその辺の男の子だって思えない

あれからの話だけど/SHE IS SUMMER

割れたガラスの上を、君は1人で歩く必要はもうないよ。

花瓶/tele


空には雲ひとつない。それでいて全体がぼんやりとした春特有の不透明なヴェールに被われていた。その捉えどころのないヴェールの上から、空の青が少しずつ滲み込もうとしていた。

1973年のピンボール/村上春樹

抽象的な美しさ。ただ、何回読んでもピンとこない。



2023年に出逢ってくれてありがとう!

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