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【腹八合医者いらずについて詳しく解説】

日本では古来から、


「腹八分に医者要らず」と言われてきました。


英語にも、

「Light suppers make long life.(軽めの夕食は長寿の源)」

という言葉があります。


腹八分目の食事(少食)が、

なぜ健康にいいのか、

近年さまざまな良い効果が、

科学的に証明されています。



ですが、「腹八分目」とは?

どれくらいのことをいうのかご存知でしょうか。



<「腹八分目」ってどのくらい?>

実は、「腹八分目」に明確なラインはありません。

満腹感は“脳”で感じるものですよね。(笑)

「お腹いっぱい!」と感じるのが、腹十分目。

「もう少し食べたいな」と感じるくらいが、

腹八分目とされていますね。


満腹中枢が刺激されるのは、

食事を始めてから、

約15~20分かかると言われているので、

早食いの人は特に

「腹八分目」を感じにくいかもしれませんね。


腹八分目を感じることなく、

「気がついたら満腹になっていた」

なんてことは、誰にもよくあることでしょう。


満腹感を感じるために、

必要な食事の量が、

決まっているわけではないので、

腹八分目は、個人差もあり、

分かりにくい感覚だと言えるでしょう。



<カロリーを目安にした「腹八分目」について>

感覚だけでは分かりづらいという方は、

【1日に400kcal程度を減らす】を目安にしましょう。


現在、日本人(成人)が、

食事からとっている、

総エネルギー摂取量では、

1日あたり平均2,000kcal前後。


そこから腹八分目(20%減)とすると、

1日あたり1,600kcal前後。

つまり、2000-1600=400で、

1日に400kcal程度を減らすのが目安になります。


カロリーを減らすなら、

“脂質”を減らすのが効果的。

炭水化物やたんぱく質と比べ、

脂質は1gあたりのカロリーが高いためです。
(1gあたり脂質:約9kcal/たんぱく質・炭水化物:約4kcal)


現代の日本人は、食事において、

脂質過多の傾向がありますが、

なかでも動物性脂肪のとりすぎは、

さまざまな生活習慣病の原因にもつながりますね。


カロリー制限をするときは脂質の量、

特に動物性脂肪を抑えることがポイントです。


また、ただカロリーを減らすのではなく、

少食にする分、良質なものを
(栄養豊富な中身のよいもの)

よく噛んで食べましょう。


腹八分目を意識しすぎて、

食事の量を極端に減らしてしまっては、

栄養が不足し、ストレスにもなり、

続けられませんよね。

普段から少しの工夫で、

腹八分目を実践しやすくなります。


・ゆっくり食べる

食事のペースがゆっくりになると、

満腹中枢が刺激されるので、

食べすぎを防ぐことにつながります。


・ひと口ごとに箸を置く

早食いを防止し、

よく噛んで食べるようになるため、

少ない量でも満腹感が得られます。

またよく噛むことで胃腸にかかる、

負担をも減らすとこもできます。


・野菜でボリュームアップ

献立に野菜を多くとり入れることで、

カロリー控えめでボリュームアップができます。

食物繊維の多い野菜や、

きのこ類、海藻類などもおすすめです。


・カサ増しする

ヘルシーな食材で料理をカサ増しすれば、

満足感がアップします。


・ ベジファースト、ソイファースト(大豆ファースト)

食物繊維の多い野菜や大豆を先に食べることで、

満足感が得られ、食べすぎを防止します。

ソイファーストには、

「まるごと大豆」が食べられる大豆製品を選びましょう。


・小さな皿に盛って並べる

盛り付けの量を減らせるだけでなく、

同じ量のおかずでも、

小さなお皿に並んでいると、

「たくさん食べた」と感じ、

視覚からも満腹感を得やすくなります。


・「ながら食べ」しない

テレビやパソコン、スマートフォンを見ながら、

食事をすると、満腹を感じにくく、

食べすぎの原因になります。


・ちょっとだけ待ってみる

空腹が満たされたら少し時間を置いてみて、

自分のお腹と相談してみましょう。


・玄米酵素を食前に食べる(おすすめ)

食前に玄米酵素を水分と一緒にとると、

食物繊維がお腹で膨らむため、

空腹感を減らすことに繋がります。


今日のプラスのひとこと

お腹いっぱい食べないようにすることで、

志事(仕事)の生産性もあがります。


追伸
お腹いっぱい(満腹)まで、

食べ過ぎない「腹八分」にすることで、

普段の食事をよりおいしく、

健康的に楽しめるようになります。


さらに、体型を維持しやすくなったり、

節約にもなったりと一石三鳥!

出来るところから、

実践してみてはいかがでしょうか。


最後までお読みいただきありがとうございます。♪

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