センスの模倣
イッポンなる番組を少しだけ見ていて、ボケはこうして作られているのだろうか?ということを考えてました。
お題に対してボケるという大喜利でした。「砂かけババアと付き合った理由」をボケるというもの。回答を聞いていると、ボケる方法として、言葉を切り取り、連想して、それを展開していくんだな、と思いました。砂、ババア、かける、砂かけババア、付き合う、で連想していく感じ。砂→砂丘→鳥取とか、砂かけババア→妖怪→塗り壁とか。
動画でアフレコというもの。誰を主人公にするかで違うだろう、と思ったら、ジーパンで攻める。これは、目立ちにくい何かをあえて取り上げる、視点の変換をおもしろさとするもの。
ボケがおもしろいか、と言われると、別におもしろくはないのだけれども。ともかく、問題から言葉を選び、そこから連想して、展開していく、この連想や展開のジャンプがボケのシュールさになるのでしょう。
ちょっとBardちゃんにも聞いてみようと思ったら、Bardちゃんは生真面目でぼけてくれなかったので、Bingでやってみました。お題に対してボケて、という質問。
なお、ボケの評価もしてくれるようで
イッポンという大喜利番組は、Bingちゃんだけで出来ちゃうかもしれないネタを作る方法論、という点では、ぱっと見どちらも同じ感じがしました。本当に面白いかどうかは別として(僕にとってはどっちもおもんないんだけど)何かしらできてしまう。
これが、「センスの模倣」であって、単純作業、思考作業の次の、センスの作業が代替されていく事なのかもしれない、と思いました。
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