『そなえ』
久しぶりに野村監督の本をのぞいてました。『そなえ』。受験勉強してた頃に、読んで、たまに読み返してたんだけど、今回は結構久々。
現役時代も、解説者時代も、監督時代も、野球が分からないのであまり分からないのですが、本はおもしろい。いろいろ、名言らしきものも多く。
不器用な人間が苦労するのは事実だ。だが、それに徹すれば、最後には器用な人間に勝つことができるんだ
不器用なりに、出来ることは何か、他に負けない個性は何かを考える、そこを伸ばしていく。
野村監督も、「プロフェッショナルのプロはプロセスのプロ」と言ってるように、プロセスが大事だと言ってるんだよな。準備。備えること。
ある種のハック的思考でもあると思う。ドズルさんが、このゲームの攻略ポイントはここだ!ということを見つけて、その攻略ポイントを攻めてクリアしていた。
実力もそうだけど、ここを攻めるといい、とか、ここは得意だから、とか、そういう視点が必要だな、とか。
人間的成長なくして技術的進歩なし
懐かしい。こういう言葉の影響で、試験に落ち続けるのは人間性の問題だということで、なんかいろいろ本を読んでたな(笑)その時代の遺産が今に生きている。
いまも、本職と違うところの勉強をしているけど、それは、野村監督の本が無意識化で効いているんだと思う。
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