場になる

東北産娘が天一やらない!と怒っているけれど、ファンにとっての「らしさ」と運営の見せたい「らしさ」が乖離していることは、まあ、ありがちなことだと思う。その辺りは誰をターゲットとしているかとか、どういう強みを押し出すのか、というところがある訳だ。

たぶん、東北産で言えば、日本全国をターゲットに、と考えた時に「東北らしさ」の排除があるのではないかと思う。全員に共感してもらえるようなもの、ということを考えると、より普遍的な話になるし、それは「標準語的な話」になってきてしまう。その割に東京アレルギーのような、他地方のディスをするのだから、若干のチグハグさは否めないのだけど(東京にいる者として、あの曲はあまり良い思いはしない)。

現場勢と在宅勢でも全然違う。現場で盛り上がる曲と家で聴くのに良い曲は、やっぱりちょっと違っているし、また、コールする人たちと単にかわいいを見ていたい人と、そこでも全然違う。僕は、グループがある程度大きくなったら、それより上に行くには一般向けに変化しなければならないのではないか、と思っているので、盛り上がる曲ではなく、もう少し一般ウケに移行したいグループの思惑も分からないでもない。

鉄板の盛り上がり曲をまだ聞いてないし、ライブでも見ていないから、どうにも想像はつきにくいけど、たぶんすごいんだろう。ひとさいでは、Level1があるけど、なぜかそれはずっと封印されし曲となっていた。あの曲が原点なのに、と憤っているファンもいた。持っている曲を封印する。まあ、正直意味の無いことだと思う。大きな時系列の中で物語にしたいのかもしれないが、そういう意味の無い演出はやめて欲しいと思う。まあ、その後あっぺんだんが出てきて、むしろ、あっぺんだんの方がひとさいらしいし、ぶち上げ曲だから、もうLevel1は封印するような箱入り娘でもないよな、と僕は思ってしまう訳だけど。

この辺も、ファンと運営の考え方の違いと言える。まあ、ファンもいろいろなので、最大公約数を取るのも大変だし、それが良い結果になるとも限らないのだけど。

ひとさいは、今、ネットで知ってくれた方々を現場に誘惑している。もう少し、その道を整備してあげても良いのに、と思わなくもない。

まあ、それはそうとして、なんにせよ、ライブからの古参としては「ぶち上げていきたい」というのがあるのだと思う。私が、というより、そういう場になるということだと思う。

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私の個人的な身辺雑記

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