有報の感想 松屋フーズ(2018年3月期)

(基本情報)

昭和41年に中華飯店 松屋 を個人店として創業。
松屋、松のやなどを運営。
牛めし業態953店、とんかつ業態148店、鮨業態6店、その他20店を運営している。
グループには、店舗の支援業務(クリーニング等、修繕等建設)の会社と海外店運営の会社がある。

(感想)

牛めし業態とは別の業態として、とんかつ業態を育てている。来期と出店を多くする計画となっている。
材料はどちらも肉であり、もともと豚丼などもやっているので近接業態への進出である。

出店予定として新業態というものがあるため、第3の柱も育てられるように用意をしているのだろう。

業務のマシナリー化はこんごもすすめていくようなので、牛めし業態の実験店とか作って欲しさある。

株主は一族が多い。商工中金も株主だ。役員にも商工中金の方がいるので、関係が深いのだろう。メインバンクだろうか。

後発事象で分割を行うとしている。ホールディング制へ移行する予定らしい。相続に関連しているのかもしれない。会長ももう75歳を超えているから。

今後は経営と資本の移譲が行われる。本業はとんかつ業態を育てつつもう1つの業態(これも飲食店舗だろう)の種を蒔いているところだから、何を育てるか決めるまではいくつかの業態を試していくのではなかろうか。

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