サイゼ
久しぶりにサイゼリアに入って、ほうれん草のくたくたを食べた。本当に「ほうれん草のくたくた」という名前の料理で、おそらく、くたくた煮だとおもうけど、まあ、どろどろになるまで煮込んでいる。ブロッコリーのくたくたというのもあって、やっぱりそれも、やわらかーくくたくたに煮ていた。
料理名を再記号化して、ということは千葉先生が批判していたけれど、そもそも、料理名を記号化した時点で、何だったのかを忘れてしまう。料理名で確認してくれるのだけど、何を選んだのか忘れてしまって、言われても、はいはいとうなづくしかない。
ここに、ディスコミュニケーションが起きている。
コードは共有されていないと、情報の伝達ができない。僕は、料理名を記号化して渡すが、忘れる。店員は覚えているものだと思っているから、記号を料理名に解釈して(ハンディで出てくるよう)僕に伝えてくれる。僕は記号化して、元の意味内容を忘れているので、もはや、意味不明なものになる。
僕が忘れるのが悪いのだけど、記号を元に戻すことが出来ないから、何を頼んだかも思い出せないのである。
まあ、それはそれとして、おいしかった。
ハンバーグが400円とか、何という価格破壊でしょう。でも、僕の食べたいかすみパスタは500円で、ハンバーグより高い。まさか、そんなことがあるのか。肉より、パスタが安いなんて。
まあ、たまに行くと面白いし、もっと通ってもいいのかもしれない。でも、意外に、頼みたいものが少ない。玉ねぎのズッパが食べたいですね。
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