何かを作るときに

何かを作るときに、何かを下敷きにすることがある。それが参考として機能している部分もあり、制約になっている部分もある。

あまりに、下敷きが窮屈になってきたときに、ちょっと、別のものに広げてみる。そうすると、こっちではこうしているんだな、となって、少し自由になれる感じがある。

これはこうしている、こっちはこうしている、だから、僕がこうしたって許されるだろう、というある種の開き直りで進めていく。武満が個人主義として語っていたことだ。

当然、最初にプランはあるんだけど、そこにアドリブ、手癖のようなものがのってくる。色と数のように、自由と理屈と。身体と思考と、と言ってもいいのかもしれない。

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私の個人的な身辺雑記

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