モノ化すること
『豊かさの精神病理』では、物に価値観を見出し、物を評価対象として考えるモノ語る人びとが考察されています。気持ちを物で代弁し、軋轢を生まないような生き方をする。そして、それがさらにいくと、自分が物であるかのように振舞っていきます。体内で乳酸菌を育てる培養ビンのような扱いをしてみたり。
しかし、そういうモノ語りすることと、物象化とは同じような話なのかもしれない、と少し思いました。
といっても、僕自身、物象化をよく分かっていません。物が人から離れ、それ単独で影響を持つ疎外と、人と人の関係を物と物のように捉える物象化とあるようですが、特に物象化がよく分からない。
まあ、勉強ですね。
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