時代の流れ
らむさんの働いてたコンカフェに行った。すごく久しぶりにコンカフェに行った感じがする。
キャストの娘が18歳と17歳で、JK卒業したばかりの方と現役JKと。若くて、なんというか、何を話していいか分からなかった。何が流行っているかとか、何に興味があるのかとか、もはや全然分からない。完全にテレフォンショッキングのタモリ状態である、というのも、もはや通じないのだろう。
話をしている、という気分ではなく、話を合わせてもらっている、歳をとっていくと、そもそも若い世代と話せなくなるのか、と実感する。
そういえば、小さい頃は大人と話をできなかった。話題を合わせてくれていた。そういうものだったと思う。
峰島さんの配信で、「アイドルオタクをバカにされた」というコメントをしている方がいた。
僕は、当然だろうと思う。オタクは昔は虐げられていた。いまのチー牛のような扱いだった。そりゃバカにされるだろう。それでも好きだからオタクなのだ。
という感覚は、もはや古いのかもしれない。肯定的に、自分たちの趣味を楽しんでいる。僕らはオープンにオタクであることを話すことすらできなかったのではないか。その感覚が、若い方々にはない気がする。
そういえば、昔はAKBもずいぶん叩かれてたんだよな。もう、ずいぶん昔だからだいぶ忘れたけど、たしか、オリコンで1位でも、(気持ち悪い)オタクが握手のためだけに(これも彼らからしたら気持ち悪いポイント)何十枚もCDを買う、それで1位になっても、売れてるとは言えないだろ、という批判。
結局、最後は資本の勝利だった。というより、売れるものに便乗する人が多くなり、ブームになって、メインカルチャー化していった。そうだったと思う。
大衆からしたら、地下アイドルは、そのまたさらによく分からないヘドロのような領域だと認識されてたと思う。まあ、認識してるだけマシで、むしろ彼らから視界に入っても見えないものだったし、たまに笑い物として引き摺り出すようなものだったと思う。
AKBのメインカルチャー化が、アイドルの地位を高め、陽キャの流入を招いた。それはそれで良かったことだと思う。その分、かつてのオタクは肩身が狭くなったところもあるし、オタクに変わるチー牛というものが現れたのだと思う。
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