時代と、個性と。

Appare!さんの『アガレ!』とKissBeeさんの『駆け出せ!bravery』は、なんとなく今の僕のテーマ、という感じがあります。「頑張る」ということ。あんまり「頑張る」とか「テッペンへ!」みたいなノリには乗れないんだけど、なんとなく刺さるタイミングがある。

音楽の普遍性ということを考えれば、この「刺さる」というところが、ある種の抽象と具体の境目だったりするのでは。メタファーというか。自分の人生におろしてこられる、そういう「比喩的な文学」として扱える。思想性が強過ぎると、この普遍性が失われる。ほどほどに社会的でない方がいい。

大きな物語ではなく、無数の小さな物語の帰納としての物語を。

ひとさいちゃんは、あんまり「頑張る」という感じの曲がない、という感じがします。再出発が多い。『仄暗い闇の外から…』も挫折から立ち上がる、なので、「転びながらも前に進んでいく」躍動感とは少し違う。

ひとさいちゃんは、「一緒に遊ぼう!」が多いような印象。グループによって、いろいろ、テーマが違いますね。

有田さんが、前から流してまとめて聞くとその時代のテーマが分かる、と書いていたけど、それも分かる感じがする。

時代と、個性と。

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私の個人的な身辺雑記

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