手を放す

マネジメントの本を少し読んでみて、おそらく任せることがキーワードになっている。任せることは、自分でやるのではなく、誰かにどうやってさせるのか、なので、その指示の出し方なり、指示するものなりを気にする必要がある。迷わずに出来るように、やり過ぎないように、ある程度の枠を設ける。その中でどのようにやるかは、自由にさせる。有限にすること。

進捗を確認することで、有限な枠の中を泳いでいるか確かめる。ドッグランのような枠を考える。その中で走り回ってもらう。

とにかく、枠を定めて、自分の手を放す。ある意味で、自分の仕事を解読して、ある程度の型に置き直して、それを次のものに渡すことなのだろう。仕事から手を放す。

こんまりさんも、仕事のことについて書いていた。というより、こんまりメソッドを教えている講師?のような人かもしれないけど。ときめく仕事、まあ、やりたいことなり将来に繋がる(と思われる)仕事をやるために、それ以外を片付ける。こんまりさんは、基本的に「ときめく」を中心に、自分の価値観に合うもの(享楽と言ってもいいと思う)にフォーカスするために、他のものを整理し片付けることが全体のコンセプトになっている。取捨選択して片付ける。その流れはいろんな本で書かれている。

人に任すには、自分がよく知っている仕事を振るのがいい、という話があった。ヘルプができるから。逆にいうと、自分の得意なことを他人に任せないといけないのもしれない。それこそ、「プライドを片付ける」ことにより、自分の仕事の棚卸しをすることになるのだろう。

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私の個人的な身辺雑記

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