600の改定

600号の改定について、少し思った事を。

グループ監査の中で、構成単位の概念が無くなるので、どの構成単位が重要であるか、というところがスタートではなくなる。つまり、リスクアプローチが連結ベースになってくる。見ている限り、その後にどの企業又は事業単位に対して手続を行うのかを評価することになるのでしょう。

なので、これまでは「会社の選定→科目の選定」という流れが、「科目の選定→会社の選定」という流れになるのではないかと思われる。

その意味で、より「連結決算を意識したリスクアプローチ」になってくる、ということなのだと思う。

実務的には、この、流れが逆になる、というのが意外と曲者なのではないかと思う。

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