【自作曲解説】 ドジっ娘メイドゆきちゃんED "There’s no way to go, but must go"

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概要

この曲は、ずいぶん前に、7,8年前に作った曲です。もともとは『ドジっ娘メイドゆきちゃん』という一連の曲のひとつになっています。8曲くらいが集まってひとつの曲として構成されているのですが、もう、ほとんどなくなってしまいました。

Steve Reich のDaniel Variationが下敷きにあります。楽器の編成もほとんど同じにしています。

曲のタイトル"There's no way to go, but must go"は、ルイジ・ノーノの曲のタイトルからとっています。ノーノはイタリア語ですが、それの英訳となります。そして、歌詞もタイトルとおなじ文句が歌われます。日本語訳にすると

「進むべき道はない、しかし進まねばならない」

この言葉がすごく好きで。閉塞感がすごくいいなと思う。『ドジっ娘メイドゆきちゃん』の中では、ゆきちゃんが「進むべき道はない、しかし進まねばならない」と歌う設定になっています。『ドジっ娘メイドゆきちゃん』も、最後は閉塞的に終わっていくから、すごくマッチしていると、個人的には思っています。

なお、うたは、「さとうささら」という、うたと語りができるフリーのソフトを使いました。

ライトモチーフ

『ドジっ娘メイドゆきちゃん』の中で、ゆきちゃんのライトモチーフがあります。ライトモチーフは、言葉から作られています。

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