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システム手帳の話。

手書きが好きで、この前はバレットジャーナルについての記事を書きましたが、実はシステム手帳もいくつか所持しています。普通のノート手帳にはない良さが魅力だと思っていますので、今回はシステム手帳について書いてみようと思います。

長く使えるバインダーを選べる

システム手帳のリフィルを入れるバインダーは、専門の売り場に行くと本当にいろいろな種類があるのです。それだけで目移りしてしまうくらい。

ルーズリーフ(学生時代に使った方も多いと思います)感覚で持ち歩けそうな、カジュアルなもの。

本革で使っていくうちに味が出てきそうなもの。見た目も美しく手触りも良いのですが、やはりお値段もそれなりにします……。

外国製のものはリング径が広く、リフィルがたくさん入るものが多いです。個人的なおすすめはイギリスのファイロファックス製。

使う人によってこだわりのポイントが違うと思いますが、眺めるだけでなく手に取った瞬間に一目惚れというのもありだと私は思っています。

大きさも様々

システム手帳で一般的なサイズは、バイブル(聖書サイズとも呼ばれます)とM6(ミニ6 、文庫本くらいの大きさです)でしょうか。最近はバリエーションも増えているようです。

私が密かにハマっているのが、M5(マイクロ5、大きさはA7くらい)です。小さくて書きにくいのではと思われる方もいるでしょうが、この持ち運びやすさを利用してポケットリフィルにカードや小銭を入れてお財布がわりにしている方もいるとか。もちろん覚え書きや外出先でのメモにも役立ちます。

最近の流行りとしては、A5サイズでしょうか。東急ハンズやロフトなどの文房具コーナーをチェックすると、主にライフログ用として気軽に手に取れるお値段のものが増えてきています。持ち運びというよりは、家に置いて日記のように使う方が多いのではと思います。

他にもメーカー独自のサイズが存在していますが、リフィルが手に入りにくい場合もある(特に沖縄では……)ので私はあまり使いません。

リフィルもいろいろ

システム手帳はバインダーだけでは成り立ちません。やはりリフィルが大事なのですが、スケジュールやアドレス帳、メモだけではなく本当に多くの種類があるのです。

最近の傾向としては、ライフログとして様々な物事を記録するものが増えているのではと思います。本や映画などの感想、気に入ったお店やレストラン、万年筆好きな方にはインク補充や洗浄のメモ。見ているだけでも楽しくなります。

アクセサリー系のものにもバリエーションが増えています。革のペンホルダー、カラフルなインデックス、カードを複数持ち歩けるケースなど。バイブル以上の大きさ向けにペンを複数収められるペンホルダーもあるようで、雑誌で初めて見た時はびっくりしてしまいました。

書いても持っても楽しい

長々と書いてしまいましたが、システム手帳だけでなく手帳の魅力はこれに尽きるのかな、と思いました。ここから筆記具に凝り、またリフィルにも凝り、文房具好きな方々は沼に足を踏み入れるのですね。

写真に載せたシステム手帳は、私のお気に入りです。ファイロファックスのマルデンM6とM5(ミントグリーンのM5は銀座伊東屋のシステム手帳サロンでお迎えした新入りです)、アシュフォードのネオフィナードM5、イルビゾンテのバイブルとM6、ノックスのイルブッテーロM6。
写真の色味が青っぽくなってしまっていますね……。

ちなみに、銀座伊東屋のシステム手帳サロンは25日まで行われているそうです。お好きな方はお早めに。

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