四方山話 -コミケ編-

突然ですが「コミケ」ってご存じですか？

皆さん、突然ですがコミケをご存じでしょうか。
最近は、NHKやお茶の間のニュースなどにもすっかり出るようになった
日本の一大イベント。オタク達の祭典。コミックマーケット。
通称「コミケ」。

コミックマーケットは、一言でいうと「世界最大規模の同人誌即売会」です
毎年8月(通称:夏コミ)と12月(通称:冬コミ)の2回、東京国際展示場で3日間開催されます。
※2018年の夏コミ～2020年GWコミは、オリンピックの関係で4日間開催

毎年参加者は増え、今年の冬コミは4日間で75万人が来場したそうです。
※東京ドーム収容人数：55,000人

コミケってなにするところなの？

コミケは、「なにをしたいか」で楽しみ方が異なります。
楽しみは無限大なので、あくまで一例ですがどのようにコミケを楽しめるかを下記に記載します。

1. サークル参加者：同人誌や創作物を作成し、販売

2. 一般参加者：上記の同人誌や創作物を購入

3. スタッフ：コミケの運営や企画に携わる（ボランティア）

4. コスプレイヤー：好きなキャラや人物のコスプレをする

5. カメコ：カメラ小僧の略。上記のレイヤーさんを撮影する

大きく分けると上記のようなカテゴライズができると思います。
同人誌即売会、という名前ですが、本だけでなく自作のボードゲームやキーホルダー、飼っているペットの写真集など自分の好きな物を作ったり、
好きなキャラクターになりきってみたり、みんなそれぞれ「やりたいこと」を共有できる場、だと私は考えています。

え、コミケ面白そう。行ってみようかな。

そう思った、あなた。是非行ってみてください！
…と言いたいところですが、コミケ初心者には以下の点を十分注意し、
事前準備を欠かさず挑んでほしいです。

というのも、一回行ったことがあるひとならわかると思いますが、
ここは「戦場」です。もう一度いいます「戦場」です。
単なる人ごみではなく、中では壮絶な争いが繰り広げられています。
生半可な気持ちで行くと30分で疲労困憊してしまうので、下のまとめやコミケ初心者向けのページをよく読んで参加するようにしましょう。

■コミケ初心者へおすすめすること①
コミケは、開始時間と同時に入場できません。なのでどうしても欲しいものがない人は、午後(お昼過ぎ)に行きましょう。なぜなら…

開始同時に入れる人は、前の日から徹夜して並んでいる人(徹夜はルール違反です)か、始発ダッシュ(走るものルール違反です)を決めた人で5-6時間並んでいる猛者たちだからです。
どうしても欲しいものがある人は、長時間外で待機するための水分補給、防寒対策(冬なら)、暑さ対策(夏なら)、助け合う心の準備を忘れずに！

■コミケ初心者へおすすめすること②
原則1万円は使えません。小銭(100円玉or500円玉)に事前に換金し、出しやすい財布の中にいれましょう。
サークル出展者は企業を除くと、あなたと同じ個人です。勿論、お釣り用に多少小銭は準備してますが、いざ買おうと1万円を差し出すと、すごく嫌な顔をされるか、最悪お釣りがなくて買えません。
※夕方には、逆に換金する手間が省けるので喜ばれます(難しいですね)

■コミケ初心者へおすすめすること③
おすすめ、というか前提条件ですが、コミケにお客様はいません。
サークル参加者、一般参加者、スタッフ、コスプレイヤー、カメコ、すべての人が参加者であり、上下関係はありません。みんなで作るイベントがコミケです。
なので、スタッフに暴言を吐いたり、サークル参加者に長時間話しかけたりするのはやめましょう。紳士淑女のイベントです。
本を購入する側も、販売する側も「ありがとうございます」で〆るこれがコミケです。スタッフさんへのありがとうも忘れずに！

個人のやりたいの集合体。
みんなで作るコミケに是非一度行ってみてください！